大のクルマ好きとして知られる中尾さんは、トヨタ車の中では過去にアルファードやランドクルーザー200を所有しており、とりわけランクルはモデリスタのエアロパーツなどを装着してカスタマイズを楽しんでいたという。
その後モデリスタ仕様ノアがアンベールされ、中尾さんがその第一印象を問われると、「やっぱりグリルが格好良いですね」、即答だった。さらに「高級感がさらに増していながら、クルマとの一体感があって、カスタムをやり過ぎている感じもしないですよね」とも。
ノア用パーツのデザインを担当したTCDの古長力(こちょうちから)さんは、このフロントグリルが「開発コンセプトである『ブランニューエレガンス』を表現した一押しのアイテム」と説明しながら、中尾さんの高い評価に対し満足げに笑みを浮かべていた。
そのほかのオススメアイテムとしては、ノア/ヴォクシー共通アイテムの18インチアルミホイールを紹介。スポーク外周部のブラック塗装面に刻まれた放射状のレリーフなど、実際のサイズより大きく見せる効果を狙ったデザイン上のポイントを説明している。
続いてヴォクシーのモデリスタ仕様がアンベールされると、中尾さんは「やっぱりグリルがまず印象的なんですけど、ノアとも違ってシャープな感じがしますね」と一言。さらに、グリル中央に横一文字に配置されているブルーLEDイルミネーションが、特に目を引いた様子だった。
ヴォクシー用パーツのデザインを担当したTCDの本山大輔さんは、「開発コンセプトは『Sharp(鋭)×VALOUR(剛)』で、まさに中尾さんに感じ取っていただけた通り」と喜びを顕わにしている。
そのほかのオススメアイテムとしては、ノア/ヴォクシー共通アイテムのイルミルーフスポイラーおよびリヤスカートを紹介。特に後者は中央がくぼんだスポイラー形状に沿ってブルーLEDが配置されており、フロントのイルミネーションと合わせ、ワイド感がより一層強調されていることをアピールした。
新型ノア/ヴォクシー モデリスタには、これら以外にも数多くの上質かつ個性的なカスタマイズパーツが装着されている。中尾さんは記者会見の冒頭だけではなく終盤にも繰り返し「(新型ノア/ヴォクシー モデリスタの実車が初公開される)この瞬間に立ち会えたっていうのが本当に嬉しいですね。この仕事をしてて良かったと思います」とコメント。その強烈な個性と完成度の高さに大興奮の様子だった。