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全長4700mm程度のミッドサイズSUVは、競争の激しいカテゴリーだ。マツダのラージアーキテクチャー第一弾のCX-60は、フロントにエンジンを縦置きして後輪を駆動するいわゆるFRベースである。
ただし、このカテゴリーの主力はAWDだから、FFベース/FRベースでもっとも違いがでるのは、エクステリアデザイン、プロポーションかもしれない。
トヨタ・ハリアー vs マツダCX-60
さて、CX-60が挑むこのカテゴリーのリーダーは、トヨタ・ハリアーだ。2022年の販売台数は以下の通り。
ハリアー
1月 3050台
2月 2351台
3月 6624台
2021年度(21年4月~22年3月)でも総合10位(5万8989台)に入っているから、ベストセラーと言っていい。
では、ハリアーとCX-60を比べてみよう。
ハリアーは、2020年にデビューしたTNGAのGA-Kプラットフォームを採用するSUVだ。GA-KのSUVはほかにもRAV4、レクサスNX(そしておそらく次期レクサスRX)などがあるが、CX-60のキャラクターからすると、NXとハリーがライバルになるだろう。
ハリアーは2.0ℓ直4+CVTと2.5ℓ直4+THSⅡ(ハイブリッド)の2種類のパワートレーンがあり、駆動方式はFFとAWDを設定している。
■マツダCX-60
ボディサイズ:
全長×全幅×全高:4740mm×1890mm×1685mm
ホイールベース:2870mm
パワートレーン
2.5ℓ直4ガソリン/3.0ℓ直6ディーゼル/3.0ℓ直6ディーゼル+48 MHEV/2.5ℓ直4+PHEV
トランスミッション:8速AT
駆動方式:FR/AWD
サスペンション:Fダブルウィッシュボーン Rマルチリンク
CX-60は
全長×全幅×全高:4740mm×1890mm×1685mm
ホイールベース:2870mm
ハリアーは
全長×全幅×全高:4740mm×1855mm×1660mm
ホイールベース:2690mm
だから、全長は同じ。ホイールベースが180mmもCX-60のほうが長い。ここがエンジン縦置き/横置きの違いで、サイドから見たプロポーションの違いに表れている。
■ハリアー
ボディサイズ:
全長×全幅×全高:4740mm×1855mm×1660mm
ホイールベース:2690mm
パワートレーン
2.5ℓ直4ガソリン+THSⅡ/2.0ℓ直4ガソリン
トランスミッション:CVT(ハイブリッドはTHSⅡ)
駆動方式:FF/AWD
サスペンション:Fマクファーソンストラット式 Rダブルウィッシュボーン式
ボルボXC60 vs マツダCX-60
ボルボXC60は、ボルボの最新プラットフォームであるSPA(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー)を使うSUVで、エンジンはフロントに横置きする。ボルボは、電動化を進めていてXC60もベースは直4エンジン+48Vマイルドハイブリッドである。当然、PHEVも設定する。プレミアムSUVの定石通り、国内はAWDのみの設定だ。
■ボルボXC60
ボディサイズ:
全長×全幅×全高:4710mm×1900mm×1660mm
ホイールベース:2865mm
パワートレーン
2.0ℓ直4ガソリンターボ+48V MHEV/2.0ℓ直4ガソリンターボ+SC/2.0ℓ直4ガソリンターボ+PHEV
トランスミッション:8速AT
駆動方式:AWD
サスペンション:Fダブルウィッシュボーン Rマルチリンク
アウディQ5 vs マツダCX-60
アウディQ5は、ゴルフやQ3が使うMQBプラットフォームではなく、「MLB Evo」を使う。エンジンはフロントに縦置きして前輪を駆動するアウディらしいトリッキーな構成だ。日本仕様はすべてクワトロ(AWD)で、エンジンは2.0ℓ直4ディーゼル+7DCT。上級のSQ5は3.0ℓV6ターボを搭載する。
■アウディQ5
ボディサイズ:
全長×全幅×全高:4680mm×1900mm×1665mm
ホイールベース:2825mm
パワートレーン
2.0ℓ直4ディーゼル
トランスミッション:7速DCT
駆動方式:AWD
サスペンション:Fウィッシュボーン Rウィッシュボーン式
価格はどうか?
それぞれのモデルのスターティング価格を見てみよう。
ハリアー S299万円 ハイブリッドS358万円
アウディQ5 40TDI クワトロアドバンスト 707万円
ボルボXC60 B5 AWD Momentum 669万円
ハリアーのエントリーモデルは、2.0ℓ直4+CVTモデルだ。ハイブリッドは358万円からである。
PHEVを設定しているボルボXC60は
ボルボXC60 Recharge Plug-in hybrid T6 AWD Inscription Expression 819万円
となっている。