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BMW M社は、設立から50周年を迎えるにあたって、世界中のMシリーズ愛好家に向けたM3、M4の50周年記念限定モデルをラインナップに追加することを発表した。
BMW M50 Jahre Editionは現行モデルのM3、M4をベースにカスタムされている。このモデルの心臓部にはMツインパワー・ターボ技術を備えた高回転特性の直列6気筒エンジンが搭載され、最高出力375kW/510psを発揮する。
トランスミッションは、モデルバリエーションによって6速MTとドライブロジック付き8速トルコンATが選択可能。駆動方式はFRだが、xDriveシステムによって4輪に可変配分することもできる。
仕向地別に異なるボディーカラー展開
欧州および一部の販売地域では、BMW M4クーペの特別仕様車が展開される。50 Jahre Editionには、カーボン・ブラック、マカオ・ブルー、ブランズハッチ・グレー、イモラ・レッド、サンマリノ・ブルーの豊富なエクステリアカラーが用意されている。フロントタイヤには19インチ、リアタイヤには20インチのダブルスポーク・ホイールが装着されている。
BMW M4クーペの中国市場向け限定車には、ファイヤー・オレンジとストラタス・グレーのエクステリアカラーが用意されている。このカラーは、M社の創立が寅年だったことに因んで選択されている。またホイールはエクステリアカラーによってラインナップが変化する。ファイヤー・オレンジにはマットオービット・グレー。ストラタス・グレーにはマットゴールド・ブロンズのホイールが装着される。
BMW M4をベースにする記念車両には「EDITION 50 JAHRE BMW M」の文字が入ったドアシルパネルや、センターコンソール部の金属バッジが追加されている。また、ヘッドレスト部分にも限定モデル独自の装飾がなされている。
M3は北米、カナダ向けに専用設計
BMW M3をベースにした限定車両は、米国とカナダの市場に向けて専用設計されている。エクステリアカラーは、シネバー・レッド、テクノ・バイオレッド、インターラゴス・ブルー、ファイヤー・オレンジ、ライムロック・グレーから選択することができる。また、全てのボディカラーでオービットグレー・マットのホイールが装着され、フロントスプリッターやリアスポイラーなどがカーボン製で、よりレーシーになっている。
インテリアでは、M4同様ドアシルパネル部の「EDITION 50 JAHRE BMW M」の文字と、シートのヘッドレストにMストライプの専用デザインが施されている。