カーナビ・インプレ パナソニック・ストラーダ ”うっかりが原因の違反や事故を効果的に防ぐ”

【充実の運転支援機能で安全・安心ドライブ】 インプレ連載 #3/パナソニック ストラーダ F1X PREMIUM10 CN-F1X10BLD 【CAR MONO図鑑】

パナソニックのフラッグシップカーナビ「ストラーダ F1XPREMIUM10 CN-F1X10BLD」の魅力をオーナー目線でレポートする長期連載。第3回はパナソニック独自の「安全・安心運転サポート機能」について詳しく紹介しよう。

REPORT/PHOTO●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)

問い合わせ:パナソニック

ストラーダ F1XPREMIUM10 CN-F1X10BLD……価格:オープン(実勢価格:21万円前後/税込)

ポップアップ表示と音声でお知らせ

 ストラーダ独自の機能として好評を博しているのが「安全・安心運転サポート機能」だ。これはドライバーが運転に注意すべきポイントの手前で道路標識のポップアップ表示と音声で注意を促すもので、“うっかり”が原因の違反や事故を未然に防ぐ効果を期待できる。

●制限速度案内
●ゾーン30案内

 ドライブ中もっとも目にするのは制限速度案内で、走行している道路の制限速度を確認できるだけでなく、速度を超過して走行を続けると「速度超過です」といった音声警告も発する。流れに乗って走っていると自分が気づかないうちに制限速度を超えてしまうこともあるが、そんなときには改めて速度の確認ができてありがたい。さらに住宅街や学校の地学に設定されている「ゾーン30」では地図上に色塗りでエリアを示すだけでなく、ゾーン30に入ったことや30km/h制限も知らせてくれる。一般の道よりもさらに慎重に走行しようという気持ちになる。

●一時停止案内
●指定方向外禁止案内

 また、出会いがしらの事故が発生しやすい一時停止は場所を知らせてくれるだけでなく距離までカウントダウン表示。土地勘のない地域で特に発生しやすい一時停止標識の見落としを防ぐ。同様に指定方向外禁止案内も備えており、一方通行の逆走運転防止に効果を発揮する。不注意走行を気づかせてくれる効果がきわめて高い。

●合流案内
●踏切案内

 このほかにもトンネルなどでヘッドライトの点灯を促す「ライト点灯案内」、高速道路などで合流ポイントを知らせる「合流案内」、急カーブを知らせる「カーブ案内」、過去に事故が多く発生した場所を教えてくれる「事故多発地点案内」、踏切が近づくと現れる「踏切案内」などを搭載。運転中のあらゆる場面でドライバーをサポートしてくれるわけだ。

大事故につながる逆走事故を未然に防止
●逆走注意アラーム
●逆走検知警告

 大事故の発生によりニュースなどでも取り上げられることが多い高速道路の逆走運転に対しても注意喚起を行ってくれる。サービスエリアやパーキングエリアから出発する際には「逆走注意アラーム」、実際に逆走を検知すると「逆走検知警告」を発する。2段構えの警告により高い効果を期待できるだろう。特に逆走検知警告では画面の半分以上の大きなスペースに「!」マークが現れ、解除ボタンを押さないと表示が消せないなど独自の工夫が行われている。

●ストラーダチューン

 安全・安心運転サポート機能は「ストラーダチューン」によってユーザー好みの設定変更を手軽にできる。案内ごとにON/OFFを選択したり、案内の度合いを変更することが可能だ。項目にタッチするだけの直感的な操作ができ、誰でも簡単に扱える。

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著者プロフィール

浜先秀彰 近影

浜先秀彰

 個人のYouTubeチャンネル「カーグッズチャンネル」を開設。業界では珍しいカーグッズ専門のライター/エ…