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レクサスは、「IS500 “F スポーツパフォーマンス”」を国内導入した。導入に併せて特別仕様車「F スポーツパフォーマンス “ファーストエディション”」が設定され、500台が抽選販売される。申し込みは、8月25日~9月15日の間に全レクサス店にて受け付けられている。また、通常モデルの販売は2022年冬以降に予定されている。
「IS500 F スポーツパフォーマンス」は、先日発表された「RX500h F スポーツパフォーマンス」同様に、従来のF SPORT仕様のパワートレインをさらに強化したモデルとして、IS500に新規設定されたモデルである。また、クルマの素性を鍛え上げ、レクサスならではの乗り味「Lexus Driving Signature(レクサス・ドライビング・シグネチャー)」をさらに進化させている。
今回導入される「IS500 F スポーツパフォーマンス」は、5.0リッターV型8気筒エンジンを搭載し、最高出力481PS、最大トルク535Nmによるパワー提供によって伸びやかで気持ちの良いドライビングフィール、楽しさに直結する官能的サウンドが深くまで追求されている。AVSやEPSにチューニングを施し、フロントに加えリヤにも「パフォーマンスダンパー」を追加することで、さまざまなドライビングシーンに応じた優れた乗り心地と操縦安定性を実現。加えて、ブレーキにはフロントに356mm、リヤに323mmの大径ブレーキーローターを採用することで、制動力が大きく向上している。
新デザインのエクステリア/インテリア
エクステリアデザインは、IS350 F SPORTから大きく変更はないが、フロントフェンダーガーニッシュやフェンダーパネルなど一部に新デザインが採用されている。また、ボンネットが大きく膨らんだ無骨なデザインになり、じりじりとV8エンジンの存在を醸し出している。ボディサイズは、4,760×1,840×2,800 [mm] となり、IS350よりも全長が50mm伸びている。
ホイールは専用デザインのアルミホイールが新規設定され、ブラックのブレーキキャリパーがエレガンスさを強調。それでいて、4本出しマフラーがパワフルさを演出している。また、ボディカラーに、新色となるチタニウムカーバイドグレーが追加。フロントフェンダーには、専用エンブレム「F SPORT」が装着された。
インテリアはブラックで統一された高い質感が特長的な空間だ。ダッシュボードには専用OP収録の8インチTFT液晶が搭載。エンジンスタータースイッチは、ステアリングホイール左上に設置。スポーツシート、ステアリングホイール、ドアトリム、アームレストなど手が触れる場所は、レザーとスウェードの両方を使用し、高いグリップと手触りの良さを両立。スポーツシートはポジションメモリー機能を、ステアリングホイールはパドルシフトを備え、「F SPORT」の専用バッジが装着されている。
センターコンソールは、ダッシュボードからなだらかに傾斜した形状で視認性が良く、シフトレバーにアクセスしやすいよう運転席側の壁が削られている形状。スイッチ系は操作系の多くが物理スイッチで設置されているため、運転中でも直感的な操作が可能だろう。シフトレバー周りには、ディスプレイ操作用のダイヤルとタッチパッドが設置されている。
IS 500 F スポーツパフォーマンス”ファーストエディション”の装備
抽選500台限定の「ファーストエディション」には、グロスブラック塗装のドアミラー、マットブラック塗装のBBS製19インチアルミホイールが装着されている。注目すべきはインテリアのデザイン。ステアリングホイール、サイドアーム部オーナメントパネル、特別仕様車専用プレートが特別感のあるオープンフィニッシュ/ベンガラ仕様に変更され、オーナーの所有欲を満たしてくれるだろう。