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あのタレックス・偏光レンズを跳ね上げ式でも!
ファッション性だけでなく、その機能性からも、ドライビンググラスも今や一般的になってきた。日差しや紫外線を遮るサングラスはもちろん、とりわけここ最近着々とファンを増やしているのが偏光グラスだ。不要な光の乱反射だけを視界からカットし、見たい物だけを視界に入れるツールとして、運転にも極めて有用である。
そもそも偏光グラスは、ゴルフや釣り用途にて愛用されてきた。さんさんと日差しが降り注ぐなかでも、ゴルフであれば正確に芝目を読むことができ、釣りであれば水面の下まで把握できるようになる。
クルマの運転時でもそれは同様。強い日差しのなかでも路面からの照り返しを極力抑えることができ、見るべき標識等を認識しやすくできる。日中の運転で気になるフロントウィンドウの反射もあら不思議。偏光グラスを間に通すことで、クリアな視界に一変する。その有用性はここ最近になって、プロの運転手に広く使われていることからもうかがえる。
手掛けるメーカーは数多くあれ、クルマ好きのファンを広く集めるのが大阪に拠点を置くタレックスである。古くからドライビンググラスを提唱し、光の三原則を忠実に再現する偏光レンズ「トゥルービュー」は世界特許まで取得する。
そのタレックスの最新作がここで紹介する『FLP01』だ。かねてから要望が多かった跳ね上げ式の採用が一番のトピックス。偏光レンズが不要な時に向け、上方に120度持ち上げられる可変機構を備えている。
電車やトラックにバスなど、プロの運転士からの声を元に開発されたこともあり、クルマの運転においてもこの機能が有用となる。トンネル内や地下駐車場等、時により裸眼のほうがいいケースがあるためだ。とりわけ日本の道路は、明るさの変化に富むとも言える。そんな時に片手でサッとレンズを跳ね上げられるのが本品の強み。これまでもクリップオンタイプはあったものの、オンオフの手軽さは圧倒的にこちらが上だろう。
オンオフ切り替え可能な、最強のドライビンググラス!?

