谷口信輝 最新モデル初試乗! 日産サクラ/ルノー・アルカナ/ヒョンデIONIQ5ってどうですか?

NOBチャンネル、レースでも大活躍中の谷口信輝さんは、今期から日本カー・オブ・ザ・イヤーの選考委員も務めている。そこで今期のノミネート車試乗の第一弾として、日産サクラ、ルノー・アルカナ、ヒョンデINONIQ5をドライブ。谷口さんのインプレッションは?
PHOTO:中野幸次(NAKANO Koji)
※撮影協力:ビンゴシティ木更津 the resort
谷口信輝さん(日本カー・オブ・ザ・イヤー2022-2023選考委員)

今期から日本カー・オブ・ザ・イヤーの選考委員を務める谷口信輝さん。選考のためにもノミネート車の試乗は怠らない。ということで、8月下旬に試乗したのは、

日産サクラ
ルノー・アルカナ
ヒョンデIONIQ5
ホンダ・シビックe:HEV

の4台だった。

シビックのインプレッションについてはNOBチャンネルでたっぷりとお届けしているので、そちらをぜひご覧になっていただきたい。

シビックe:HEVの試乗インプレッション動画はNOBチャンネルで!

日産サクラ「完全電気の軽、アリ」

日産サクラ G 車両価格:294万0300円

大ヒット中の日産サクラは、軽規格のBEV(電気自動車)。初試乗した谷口さんのファーストインプレッションは、トルクがある走りの良さ。軽自動車の660cc直3ターボの約2倍のトルク(195Nm)を発生するモーターがぐいぐい走っていくサクラをドライブして、「いいですね。近所の買い物やちょっとしたドライブならまったく問題なし。航続距離も実質140-150kmなんでしょうけど、それもそういう使い方なら不便は感じない。デザインもいいし、室内も広い。軽のBEV、アリですね」というコメントだった。

今回の3台のショートインプレッション動画はこちらから!

ルノー・アルカナR.S.LINE E-TECH HYBRID 燃費良さそう!

ルノー・アルカナR.S.E-TECH HYBRID 車両価格:429万円

ルノー独自のハイブリッド・システム、E-TECH HYBRIDを積むルノー・アルカナ。ドッグクラッチを使ったシステムに初試乗した谷口さんは、「モーターが上手に回転合わせをしてくれているから、本当にシフトショックみたいなものは感じませんね。とてもスムーズです。それに、燃費もとても良さそう。航続距離の表示がすごいです」とコメント。

アルカナのWRLCモード燃費は22.8km/ℓで燃料タンクは50ℓだから、モード燃費通り走ったら航続距離は1000km超え。

とはいえ、「あれ? R.S.だけど、そんなにパワーが感じられませんね」とやや残念そう。そこでドライブモードを[ECO]から[SPORT]に切り替えた。「おっ、こっちのほうがずっといいですね」とにんまり。「気持ち良く走れます!」

ヒョンデIONIQ5 未来感のあるルックスがいい

ヒョンデIONIQ5 Lounge(72.6kWh RWD)価格は549万円

IONIQ5と初対面の谷口さん、「たしかに、個性的なルックスですね」と開口一番。

韓国からやってきたニューカマーのIONIQ5はRWDとAWDの2種類と駆動方式と58kWh/72.6kWhの2種類のバッテリー容量を設定するBEV。今回谷口さんが試乗したのは、Lounge(72.6kWh RWD)で価格は549万円。WLTCモードでの一充電航続距離は618kmというモデルだ。

「RWDだから、というのはあまり感じられないけれど、バッテリーを床全面に敷き詰めたパッケージ特有のフィーリングは確かにあります。IONIQ5は、このデザインと希少性で、ほかの人と違うクルマに乗りたい!という人にマッチするんじゃないですかね」とのこと。

今回の3台のショートインプレッション動画はこちらから!

谷口信輝さんの初試乗コーナーは、これかも続きます。ご期待下さい。

谷口信輝さんの初試乗コーナーその②の1台目はスバルWRX S4。NOBチャンネルでどうぞ!

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