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ミラクルオープンドアやサンルーフ、欲しい装備はある?
その装備が欲しいから、そのクルマを買う。そんな選択もアリだろう。昨今ニーズの多い装備は、なんといっても「スライドドア」。そこでいま人気の車種(販売ランキング上位モデル)は例外なくスライドドアを組み合わせている。ボディタイプでいえば「スーパーハイト」と「バン&ワンボックス」は全車に採用。加えて「ハイトワゴン」にも採用モデルが用意されている。
そのほか「ダイハツ・タフト」が採用するサンルーフ(ガラスルーフ)や「ダイハツ・タント」が採用する前後ドアを同時に開くとBピラーがなくなるミラクルオープンドア、「ホンダN-WGN」の前後に位置を調整できるハンドル、「ダイハツ・コペン」の電動開閉式ルーフなど、そのクルマにしか備わらない装備を採用するクルマもある。
やっぱり重要なのはデザインでしょ!
時には、ひとめ惚れで選択するのも悪くない。デザインはクルマ選びで大切なことだから、スタイルを見てビビビッと来たらそれは運命の赤い糸かもしれない。
昨今は、デザインコンシャスなモデルも多く用意されている。具体的には「ダイハツ・ムーヴキャンバス」「三菱デリカミニ」「スズキ・ハスラー」など。特徴的なヘッドライトや丸みを帯びたかわいらしいルックスは、女性からの人気も高い。走行性能が売りの「スズキ・ジムニー」も、大人気の理由はそのデザインだったりする。
ボディタイプによって異なる価格帯をチェック!
クルマ選びと価格は切っても切れない関係。軽自動車だってそれは変らない。ここまで読んで「軽自動車」といってもいろんなボディタイプがあることは理解してもらえたことと思うが、ボディタイプによって価格帯が違うのだ。
人気の「スーパーハイト」は、装備が充実していることもあって車両価格は高め。「セダン」は軽自動車の真髄といえるリーズナブルなプライスが魅力だ。「ハイトワゴン」は両車の中間といえる価格帯となっている。
「SUV&スペシャルティ」はいろんなタイプが含まれるので車種によって価格帯の差が大きい。
いま売れている軽自動車は?
ところで、みんなはどんな軽自動車を買っているのか? 2023年1月から10月までの累計販売台数をベースにボディタイプごとの販売比率を算出したのが、下のグラフだ。
人気のボディタイプは、ダントツでスーパーハイト。なんと軽自動車販売の3台に1台以上がスーパーハイトなのだ。
販売台数の車種別人気ランキングもそれに準じたもので、トップの「N-BOX」、1位の「タント」、そして3位の「スペーシア」とスーパーハイトが上位に連なっている。ちなみに4位は「ハスラー」だ。
スーパーハイトが人気となっている理由。それは使い勝手の良さが評価されているからである。
ところで、N-BOXはどうしてここまで支持されているのだろうか?実のところ、「ライバルに比べて大幅にリード」という部分は見当たらない。しかし「室内の広さ」「動力性能のレベル」「操縦安定性」など大幅リードと行かないまでもライバルを超える実力を備える部分が複数あり、それがトータルでの商品性の高さにつながっていると考えられる。
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最新軽自動車カタログ2024 より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]