スタイリッシュなローダウンも高級車らしいコンフォート乗り心地も、そんな欲張りな希望を実現するパーツ……あるんです! 昨今話題の最新車高調を中心に、低さも上質な乗り味も手に入る、そんな良き脚まわり達をChek it out!
バンプタッチを解消するなど、全5アイテムをチェック!
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【Genb】
スタイル、質感、乗り心地。まさにライバル不在といった状態でキング・オブ・ミニバンの名にふさわしいアルファード&ヴェルファイアだが、そのスタイリングをアップグレードすべく、車高を落としていくとイマイチな乗り味になってしまうケースが実は存在する。
その原因はずばり、ローダウンによって変化していくジオメトリーやバンプクリアランスの補正忘れだ。なかでも、ノーマル車高にあわせて設計されているリアリバンプストッパーは要注意! ノーマルのままだとリアがストロークした際にガツンと不快な衝撃が車内へ伝わり、そうしたバンプタッチを回避しようとバンプストッパーを取り外したりすれば今度はリアの動きが大きくなりすぎたり、タイヤとインナーフェンダーの干渉といった問題が生じてしまう。
というワケで、ローダウンしたアルファード&ヴェルファイアを最適化するために注目しておきたいのは、フットワークのスペシャリストメーカーであるゲンブの補正アイテムだ。
最大の懸念事項であるリアバンプストッパーはもちろんのこと、走りに違和感を感じても、どこにマイナス要素が生じているのか分かりにくかったジオメトリーの狂いまでをもフルカバー。引き締まったスタイリングへ最上級の乗り味を添えて、愛車の満足度を大きく高めてくれる。
(1)リアのバンプタッチを上質に! 乗り味改善効果の期待大【バンプストッパー(リア)】
(2)ロールセンターを補正する【RCジョイント】
「車高を低くすればするほど低重心になってコーナリング時の安定感が増す」と思われがちだが、実際は目に見えないロールセンターがローダウンで狂っていき、ロール量増加や直進安定性低下といったマイナス症状を引き起こす。そうしたジオメトリー変化をロアアームとナックルを結ぶジョイント形状のアレンジによって最適化するのが、軽量かつ高剛性な鍛造成形仕上げのRCジョイント。ロールセンターの狂いが走りへ現れやすくなる25㎜以上のローダウンに投入必須のアイテムだ。価格●4万2900円
(3)不安定な挙動対策として【バンプアジャストタイロッドエンド】
ステアリング操作を伝達するタイロッドもローダウンの影響を受けやすい要注意ポイント。ローダウンによる角度上昇がストローク時のトー変化を増加させて直進安定性悪化や、ブレーキング時の挙動不安を引き起こしていく。もちろん、過度なトー変化はタイヤの偏摩耗にもつながるマイナス要素だ。そんな諸症状を一発解消するのが、ナックルと接合するボールスタッド部を約20㎜延長したバンプアジャストタイロッドエンド。ローダウンして不安感の増してしまったハンドリングを、上質で頼もしいものに戻してくれる。価格●2万8600円
(4)スタビの支持位置を補正【アジャスタブルスタビリンク(フロント)】
ロアアームへリンクがセットされているリアと異なって、フロントはリンクがダンパー部分へセットされているのだが、ローダウンした影響でスタビライザー両端に不要な力をかけてしまっているケースは多い。そのため、リアと同様にフロントのスタビライザーリンクも最適な位置関係となるように調整式構造の専用品で補正すべき。全長の長さゆえに最適長だけでなくタフネスさも必要となる補正ポイントだが、軽量・高剛性なアルミ鍛造仕上げとなるゲンブのアジャスタブルスタビリンクなら、その点も含め安心して投入できる。価格●3万9180円
(5)リアスタビを正常位置に【 アジャスタブルスタビリンク(リア)】
トーションビームからダブルウィッシュボーンへとリアの足まわり構造を変化させ、大きく乗り味が高まった30系。その持ち味を崩してしまうのが、ローダウンで上昇したロアアームによるスタビライザー持ち上げ症状だ。両端が上がった状態では本来発揮されるべきアンチロール性能が引き出せないため、ターンバックルで全長調整可能なショート設計に仕上げたアジャスタブルスタビリンクへ一刻も早く変えておくべき。軽量・高剛性なアルミ鍛造ケースに純正を越える広範囲な作用角を与えてきた逸品だ。価格●2万8600円
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]
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