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【1】迷惑ドライバー対策が必須
前後からの衝突や後方からのあおり運転については前後2カメラドライブレコーダーで十分といえるのだが、幅寄せ、前方への割込み、暴漢の乗り込みなどといった迷惑ドライバー対策については、車内や側方の状況を撮影できる360°カメラモデルや車内撮影に対応した複数カメラモデルが必要となる。これならば後方から迫ってきたクルマが側方へと並び、その後前方に割り込むといった一連の動きを途切れることなく捉えられる。
【2】駐車中にも映像を記録してほしい
駐車中に振動を検知して“当て逃げ”や“車上荒らし”、“車体へのイタズラ”などの状況を記録できるのが駐車監視機能(メーカーによって名称は異なる)だ。これには駐車中にも電源取得が必要になるため、多くの機種ではオプションの常時電源ケーブルを接続することで機能が利用できるようになる。自宅の駐車場に照明が少ない、空いている駐車場に長時間駐めることが多い、という場合には駐車監視機能対応モデルがオススメだ。
【3】録画エラーは絶対に困る
ドライブレコーダーにとってもっとも起きてはいけないトラブルが記録エラーだが、その原因の多くがマイクロSDカードのトラブルと言われている。これを防ぐには定期的(理想は1カ月に1回程度)な再フォーマット作業が必要だ。メニュー画面から簡単にできて時間も数分しかかからない。また、マイクロSDカードは寿命があり消耗品のため、映像や音声が途切れることがないか確認して不具合があるようならば交換が必要となる。
【4】購入予算が少ない……
インターネット通販サイトでは2000円台の激安モデルも販売されているが、この手の製品は必要最低限の機能は備えていても画質が不鮮明だったり夜間に照明が当たっている場所の状況がまったくわからなかったりと性能は今ひとつ。また夏場の暑さに耐えられず故障、長期間使用しているとレンズが曇って霧がかかったようになってしまう、というケースも多く見られる。購入予算が少なくても1カメラモデルで5000円以上の製品が安心だ。
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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]