海外仕様のプリウスVをオマージュし、キャリアもアメリカ製の「カート」を選択
トヨタ・プリウスα
ステーションワゴンにルーフキャリア──鉄板で似合うその組み合わせはあえて選ばない。車高の低さをより強調するようなヒッチキャリアで勝負する。
「自分的にはもっと落としたいんですけど、先日ホイールを18インチにしたら上がっちゃいました」。
それでもこの低さ。段差や坂道ではカーゴ底面をガリッと擦ることも珍しくないが、それも良しの精神である。ちなみにヒッチキャリアの用途は工具・洗車グッズなどの積載。
THORのコンテナやムーンアイズのバケツでUSテイストを出すのも目的の一つ。
「ヒッチメンバーはドロータイト、カーゴはカートと、どっちも米国製。外装はプリウスV(注:プリウスαの海外名)仕様にしているので、それに合わせてトータルでUSにこだわりました」。
しかしαのV仕様とはまたレア。ヘッドライトやフォグ、ドアミラーや給油口キャップなどひと通りV用に換えただけでなく、現地のイジり方を意識してウインカーをステルス球に変更するなど、人知れずマニアック道を突き進む。
「クルマ好きの彼氏の影響が大。休日は2人でつなぎを着て、汗だくになってイジってます(笑)」。
なお、ドレスアップに目覚めてまだ数ヶ月ながら、車高調の脱着もこなせる腕前。DIYカスタムでトロフィー獲得を目指す。
【Specifications】
●WHEEL
SSR・GTV01(18×10.5+15)
●TIRE
サニュー(225/35-18)
●EXTERIOR
ヘッドライト&フォグランプ&ドアミラー&マッドガード&給油口=US仕様、ヒッチメンバー=ドロータイト、ヒッチキャリア=カート
●SUSPENSION
車高調=ラルグス、リアアクスル=純正加工、ロールセンターアダプター=ティーディメント、リアインナー加工