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全天候型タイヤに求められる性能を向上
ミシュランタイヤ「CROSSCLIMATE 2(クロスクライメイト ツー)」
日本ミシュランタイヤは、全天候型タイヤ「CROSSCLIMATE+」を進化させた新製品「CROSSCLIMATE2」を10月8日から順次発売する。
近年、年間を通じて突然の豪雨や降雪に見舞われることが増え、毎日の通勤や通学、またレジャーでのクルマ移動では様々な路面環境に遭遇する。ドライ路面はもちろん、ウェット路面、突然の降雪時でも安全に走行できる全天候タイプのタイヤが求められている。
これまでミシュランは「CROSSCLIMATE+」で全天候型タイヤに求められる諸性能を高い水準で満たし好評を得ていたが、今回さらに性能向上が図られ、新開発のコンパウンドや新デザインのトレッドパターンを採用した「CROSSCLIMATE 2」へと正統進化した。
様々な路面環境に対応する最新技術投入
新開発の「サーマル・アダプティブ・コンパウンド」により、ドライ、ウェット、雪上路面など刻々と変化する路面状況に幅広く対応。また、センター部からショルダー部にかけて、溝面積が広くなる「新Vシェイプトレッドパターン」を新設計した。
従来品に比べV字角のトレッドで排水・排雪性能に貢献し、ウェット、雪上路面で高いパフォーマンスを発揮する。エッジ部には「ブイランプエッジ」による面取り加工でブロックの倒れ込みを防止。接地面が最大化されドライ路面での高い制動力を得られる。また「エルイーブイサイプ」により、ブロック同士がお互いに支え合い倒れ込みを抑制。効果的なグリップを発揮し、耐摩耗性と転がり抵抗を低減させる。
さらに国際基準で定められたシビアスノータイヤ要件に適合。「スリーピークマウンテンスノーフレークマーク」と「M+S」が刻印され、冬用タイヤ規制時でもチェーン装着が不要となる。
サイズラインアップは15インチから20インチの計61サイズ。価格はオープン。
雪上ブレーキング比較
新開発のサーマル・アダプティブ・コンパウンド
新Vシェイプトレッドパターン
V-Rampエッジ
エルイーブイサイプ
P-エッジ
トレッドウェアサイン
スリーピークマウンテンスノーフレークマーク
【SIZE LINE UP】
【路面適合表】
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部_清水 勤]