展示デモカーは真木蔵人さんオーダー車!
雪国、青森で誕生した「ノースハンター」の最新デモカー、アトレーは、北の大地の特性を意識しつつ、日常の使い勝手の良さとルックスを両立させた遊べる1台だ。蛍光グリーンを使った、目立ちやすい鮮やかなハンターカラーで派手に目立った前作から一変、今回はコンクリートジャングルといえる“都心”での映えも意識した、全身黒づくめスタイルを提案する。
ベースとしたのはアトレー。内外装隅々までフルカスタムされており、外観では“鉄骨”からヒントを得たというゴツ系バンパーを筆頭に、ザラザラとしたラプター塗装で各部をアレンジ。ルーフキャリアやラダー、サイドオーニング、追加灯など、アウトドア感も意識した。
アトレーでは極めて珍しいという3インチリフトは、車高調とメンバーダウンで実現。ホイールはMLJの人気モデルのブランド別注カラーで武装と、くまなくイジっている。
一方内装は、趣味の時間を盛り上げる贅沢なプライベート仕様に。特注ベッドキットのほか、天井ラック、調光式ダウンライト、さらに車外に持ち出して使える取り外し可能な小型テーブルなど、便利な機能を多数搭載。秘密基地感覚で楽しめそう。
余談だが、今回のデモカーは、プロサーファーとしても活躍されている真木蔵人さんのオーダーを受けて制作された1台であり、イベント最終日にご本人に納車する予定という。
助手席シートを改造し、純正ではできない背面前倒しにより積載性と車中泊性を高めたほか、サーフボードの積み下ろし時のガラス破損を未然に防ぐための措置としてパネルを張るなど、仕様は一部異なるが、外装を中心としたコンプリートカーとして購入することも可能とのこと。気になる方は問い合わせてみてはいかが。
アトレー
●ベース車：RS 4WDターボ
●コンプリート価格：417万円
PHOTO：渡部竜征 TEXT：杉山雄二
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]
