Panasonic/Strada

パナソニック/ストラーダ CN-F1X10BLD/価格:オープン

大画面、高画質、ブルーレイ再生などハイスペックを売りに人気の車載用カーナビ、ストラーダ「CN -F1X10BLD」。
このモデルを実車で体感できる機会を得たので実際どうなの!? をチェックしてみました。
最初に驚いたのは、有機ELパネルを採用した10インチディスプレイの見やすさと美しさ。
有機ELパネルは、パネルの後ろから光を当てる液晶パネルとは違い、有機ELパネルそのものが自己発光するため、例えば黒がしっかりと黒く見える、残像が残らないなど見やすさにおけるメリットがある。

映像を見ている時はもちろんだが、ナビ画面においても締まりのある映像は見ていて疲れない。

また視野角の広さも有機ELの特徴。画面に対して斜めから見る状況が多い車内では、反射が起こりにくいというのも大きな魅力だ。

エンタメ機能も強い。最近ではスマホを繋いでネット動画を見るという人が多い。

もちろんF1X10BLDでもスマホのミラーリングやAmazon Fire TVの接続ができるが、他にはない機能で言えばブルーレイ再生。
大画面で見られるから、なおさら高画質、臨場感を味わえる。
拡張性で優れているのは、ドラレコとの連携。撮影車には、前後2カメラ「CA -DR03HTD」が付いていたが、ナビ画面上のアイコンを押すと、走行中の後続車の様子がナビ画面に映し出される。

もちろん録画もできるので、煽り運転対策にも効果的だ。
「カーナビはスマホでいい」という流れもあるし、編集部号ハリアーはディスプレイオーディオ車なので自分でも活用はしているが、ナビ機能はもちろん、プラスαのエンタメ、拡張性を考えると、車載用カーナビには到底及ばないと実感。

ブルーレイも気持ちよく楽しめる鮮やかでクッキリとした映像

地図、文字、映像すべてがくっきりと見やすく表現される有機EL。

特徴として良く挙げられる引き締まった黒は確かに綺麗。ブルーレイなど高画質メディアで見るとなおさら実感できた。

左の写真でも分かる通り、かなり横から見ても反射せず見られるのも嬉しい。

10インチの大画面は、前席なら圧倒的な大きさで見られるし、映像や文字がはっきりしているので、後席からでも十分に楽しめる。リアモニターを接続することも可能。

微細な市街地図がわかりやすい!高速では逆走警告もしてくれる

ナビ機能もハイスペック。全国の市街地を100%カバーし、家形や道路形状までリアルに表示。

方面看板のピクト表示対応や、交差点、ジャンクションなどのリアルな3D 表示により、直感的に自車位置やルートを把握できる。

どんな車種でも取付できる!?

ナビ本体はカーオーディオの取り付けスペースである2DINサイズに収まり、ディスプレイのみが浮き出るフローティング構造。

取り付け車種は幅広く、旧型車なども含め460車種以上で装着が可能。最薄部4.7ミリ、最大でも17.5ミリと薄いディスプレイで見た目もスマート。

煽り運転対策!ワンタッチで後方映像へ切り替えで地図データとリンクした再生も可能

前後2カメラドライブレコーダー CA-DR03HTD/価格:オープン

ナビ連携専用に開発された前後2カメラドライブレコーダーを接続すると、画面切り替えや録画ファイルの操作、再生はすべてナビ画面上でできる。

駐車中に振動を検知すると自動で録画を開始する「駐車録画モード」やバック時にガイド線を表示する機能も備わる。