PHEVは何が変わった？トヨタの新型「アルファード」「ヴェルファイア」は“最高”と呼ぶに相応しい完成度!!｜新車レビュー

公開日 2025/03/30
新車レビュー
著者 stylewagon

アルファード＆ヴェルファイアにプラグインハイブリッド車が追加され、1月31日に発売された。充電器で充電可能な大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載し、電気だけで走れるEV走行距離は73kmを実現。アル＆ヴェルに設定された、新たな最上級モデルとして君臨する。

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これは最高のドライバーズミニバンだ！

ヴェルファイアはもともとアルファードよりもスポーティなサスペンションセッティングとしているが、PHEVもそれを踏襲。アルファードPHEVと乗り比べると硬さを感じるが、運転を楽しむためのドライバーズ・ミニバンとして使うなら、それも一興だ。より速い速度域でのコーナリングでも、しっかりとした踏ん張り感を得られる。ちなみに撮影車のボディカラーが、ヴェルファイアに新たに設定されたプレシャスメタル。

VELLFIRE PHEV

ALPHARD PHEV

ALPHARD PHEV

ALPHARD PHEV

ALPHARD PHEV

PHEVも他のモデルと同じ12.3インチTFTカラーメーターを標準装備。マルチインフォメーションディスプレイにはEV走行の比率やバッテリーの残量、ハイブリッドシステムの作動状況などを表示。

EVモードとHVモードを手動で切り替えるスイッチ、システム任せのオートモードスイッチなどを装備。積極的にエンジンを掛けて発電を行い、バッテリーに電気を充電するチャージモードを選択することもできる。

シートアレンジはハイブリッド車の「Executive Lounge」と共通で、3列目シートには5対5分割の跳ね上げ機構を採用。2列目シートのエグゼクティブラウンジシートを前方にスライドさせることでラゲッジスペースは拡大できるが、それでも奥行きは約1670mmと、ものすごく広いというほどではない。ちなみにPHEVは排気系のレイアウトが変わっており、マフラーのサイレンサーが後方に移動している関係上、床下収納のスペースが圧迫されて少し狭くなっている。

シートアレンジはハイブリッド車の「Executive Lounge」と共通で、3列目シートには5対5分割の跳ね上げ機構を採用。2列目シートのエグゼクティブラウンジシートを前方にスライドさせることでラゲッジスペースは拡大できるが、それでも奥行きは約1670mmと、ものすごく広いというほどではない。ちなみにPHEVは排気系のレイアウトが変わっており、マフラーのサイレンサーが後方に移動している関係上、床下収納のスペースが圧迫されて少し狭くなっている。

VELLFIRE PHEV

VELLFIRE PHEV

特別架装の豪華な４人乗り、スペーシャスラウンジも登場！

アル＆ヴェルPHEVの追加と同時に発表されたのが、トヨタ車体によるアルファードの特別架装車「Spacio
us Lounge（スペーシャスラウンジ）」。アルファード「Executive Lounge」のPHEVおよびハイブリッド車をベースに、リア2席とすることで足元がベース車より約420mm広い居住スペースを実現。リアシートのヘッドレストにはスピーカーも内蔵され、最高の音響を楽しめる。

芸能人がロケ車として使用することなども想定し、車内で着替えたり仮眠を取ったりしやすいよう、前後席を隔てるカーテンも標準装備。リアウインドウを覆うカーテンも備わる。

「Executive Lounge」がベースのため14インチリアシートエンターテインメントシステムも標準装備。「Spacious Lou
nge」は後席とセンターコンソール内部にHDMI入力端子も備わるため、スマホや動画ストリーミング機器を繋いで動画視聴も楽しめる。

後席前方のセンターコンソール両サイドに手荷物を置けるフロアトレーを装備。中央は冷蔵庫となっており、ハイ／ローの2段階で温度設定できる。

後席前方のセンターコンソール両サイドに手荷物を置けるフロアトレーを装備。中央は冷蔵庫となっており、ハイ／ローの2段階で温度設定できる。

ボディカラーはブラック、ホワイト、プレシャスレオブロンドの3色展開。オプションとしてペイントプロテクションフィルムも用意され、写真のセミマット仕様とクリア仕様の2種類から選べる（プレシャスレオブロンドを除く）。

ボディカラーはブラック、ホワイト、プレシャスレオブロンドの3色展開。オプションとしてペイントプロテクションフィルムも用意され、写真のセミマット仕様とクリア仕様の2種類から選べる（プレシャスレオブロンドを除く）。

STYLEWAGON（スタイルワゴン）2025年4月号より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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