目次
1.骨格が強い!! ゴツイ!!
ハイラックスは本格四駆車。ボディを支える骨格は、荒れた大地をものともしないラダーフレーム搭載車だ。悪路で威力を発揮するラダーフレームは、路面からの強いインパクトに耐える堅牢性と耐久性の持ち主。2t超えの重量級ボディを支える、強く逞しい骨格はなくてはならない必須要素!

2.パワフルディーゼル!!
動力性能の要となるエンジンは、2.4ℓ・直4ディーゼルターボの一択。ディーゼルならではの低速域からの蹴り出しのいい太いトルク感と、伸びのいい加速感は大きな魅力で、荷台に荷物を積んだ状態でもパワフルだ。アイドリングストップ機能も付く。ミッションはシーケンシャル付きの6ATのみ。

MAX POWER/150ps
MAX TORQUE/40.8kgf.m
3.燃費はリッター11.7㎞
2t超えのヘビー級ボディゆえ燃費は期待できず、WLTCモードで11.7㎞/ℓとあまりよくない。発売から3年後に行われたマイチェンでエンジンが小改良され僅かに向上したものの、期待しないほうがいい。余談だが、ディーゼルのためAdBlueと呼ぶ尿素液の定期補充が必要となる。
4.突破力&脱出力、高し!!
ハイラックスはオンロードもオフロードも強い! 悪路走破性が極めて高く、駆動も任意で切り替え可能。市街地・高速道は2WD状態の「H2」、滑りやすい路面では4WD状態の「H4」、急坂や泥ビチャな状態では4WDの「L4」と、状況にあわせ駆動を変更し対応できるパートタイム4WDシステムを搭載する。災害時など、万が一の際にも安心な、頼りがいのある駆動力を発揮する。


5.上り下り坂などでの運転支援も
いざというときに役立つ様々な運転支援機能も備わるハイラックス。例えば急坂上りでの車速を一定速度に保つヒルアシスト、上り坂での発進補助、スリップを検知すると駆動力を適正配分するトラクションコントロール、さらに左右後輪を直結状態とするリアデフロックなど、万全だ。
6.取り回しもじつは良好!!
ハイラックスはお世辞なく、デカイ!! ……のだが、じつは取り回しは思っているほど悪くないという意見も。それもそのはず、前後オーバーハングの長さを意識的に抑えているほか、前後アプローチアングルの角度なども、それほど悪くないなど、対障害物にも配慮したサイズとなっているのだ。これも本格四駆車ならではの特長。運転に不慣れなハイラックスビギナーには、とくに嬉しいニュース。

7,ボディは全長5m超え!!
グレードにより若干違いがあるものの、標準グレードの場合、全長は5340㎜、全幅は1855㎜、全高は1800㎜というまでもなくデカイ。現在日本で販売されているトヨタ車のなかで、もっとも長い。イバリ度満点の、迫力ボディの持ち主だ。別項で紹介している「GRスポーツ」は全長こそ20㎜短いが、全幅×全高は40〜45㎜大きい。ちなみに最低地上高は全車215㎜。ランクル250と同じ。登録は普通貨物の「1ナンバー」となる。
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STYLE RV(スタイルRV) Vol.182 トヨタ・ハイラックス No.2 より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]