ノーマル車高はあえてのツラウチなの!? 【クールレーシング片岡代表の月間コラム Vol.4】

連載コラム第4弾は、ホイールのカッコイイ履きこなし方!!『クールレーシング片岡のあたりまえじゃないですか』

VERZ RACING VRC01
カスタムシーンの様々な事に鋭く斬り込んでいく、クールレーシング・片岡代表の連載コラム。ボディキットだけではなく、様々なデザインのオリジナルホイールも展開するクールレーシング。ヴェルズレーシングとしてリリースされているモノブロックモデルのサイズ設定には、片岡さんのツラに対するこだわりが秘められていた。

今月のお題は【カスタムとホイール】について

カスタムとホイールは切っても切れない関係。でも、カッコいい履きこなしって意外と難しい。
片岡さん、どんな風に選べばいいですか?

編集部(以下、編):カスタムをする上で、ホイールのサイズ選びって重要だと思うんですけど、片岡さんにとって、ツラってどういう風に考えてますか?

クールレーシング・片岡代表(以下、片岡):うーん、難しい質問ですね。ホイールの出ヅラだけじゃなくて、車高とのマッチングだと思うんです。低すぎても、高すぎてもカッコ悪い。

編:なるほど。

片岡:ボクの場合、いまでもドリフトしたりしていて基本は走り系なので、タイヤのショルダーは立たせるのが基
本。リムとタイヤがほぼツラになっていて、フェンダーともツラ。で、車高はフェンダーとタイヤのすき間に指が入らないくらいが理想。あ、これは車検とか無視した話で(笑)

編:レーシングカーのスタイルに近い感じですか?

片岡:雰囲気としてはそういう感じです。

編:ミニバンの場合はどうでしょうか?

片岡:あくまでボクの考え方ですが、足まわりのセッティングでかなり変わります。例えば、アルヴェルで、エアサスを組んでガッツリ落とすのであれば、ホイールは太くて引っ張りタイヤの方がいい。サイズでいうと、9・5Jのホイールに255/30R20とか。どっしりとした感じにしたいですね。

編:それが車高調だと?

片岡:逆に30扁平がカッコ悪くなります。さっきスポーツ系のクルマの例で話したような、35扁平でショルダーを立てぎみにして、ショルダーが隠れるギリギリくらいの車高でタイヤ&ホイール、フェンダーがツラというのがベスト。

編:なるほど。

片岡:だからといって、ノーマル車高とかダウンサスで20㎜くらいローダウンしているようなクルマに、車高調仕様と同じタイヤ&ホイールを履かせるのは、ボクからするとちょっとダサい。

編:え!? ツラってノーマル車高でも正義だと思ってました(汗)

片岡:タイヤ&ホイール、フェンダーの関係性だけでいえば、それほど変じゃないかもしれません。ただ、クルマ全体を見たときにバランスが悪いと思いませんか?

編:確かに。タイヤとフェンダーのすき間が大きいのに、扁平の薄いタイヤってカッコ悪いです。それに、なんかホイールが主張しすぎるというか……。

片岡:でしょ? だから、そのときは40扁平とか少し厚いタイヤにします。それと、10~15㎜くらい内側に入れてあげるとバランスがよくなるんですよ。

編:おーっ、目からウロコです。意図的なツラウチ以外で、あえて内に入れた方がカッコいいって考えたことありませんでした(汗)

片岡:うちでもオリジナルホイールを出しているんですけど、2ピースのヴェルズデザインは別として、1ピースのヴェルズレーシングというブランドのホイールのサイズは、そのあたりを意識して設定しているんです。

編:というと?

片岡:20インチでいうと、VRC01Nというモデルは8.5J+38、VRC01では9.5J+38、VRF01は9.5J+20と30を設定しています。

編:あれ? それって……。

片岡:そうなんです! ノーマル車高、車高調、エアサスのそれぞれの足まわりでベストなサイズになっているんです。

編:なるほど、片岡さんが考える理想のツラを実現できるようになっているんですね!

片岡:30アルファード&ヴェルファイアでエアサスを選ぶ方が増えていると同時に、ノーマル車高がいいという人も増えてきているので、それに合ったサイズを用意させていただいてます。

編:いやぁ、ツラって奥が深いですよね。

片岡:そうですね。カスタマイズはトータルバランスだと思うんです。ひとつひとつのモノ選びが重要なんです。エアサスみたいな破壊力のあるカスタムには、それに見合ったホイールを履いて欲しいですし、ノーマル車高にはノーマル車高なりのホイールサイズ、タイヤ選びをするのがバランスのいいカスタムの秘訣だと思います。

足まわりに合わせたサイズ展開の「ヴェルズレーシング」

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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