これでオートキャンプ場でフロントシートを荷物置き場にしなくてもよくなるかも!|トヨタ・ハイエース|ADDSET CEEBUS master's line|スマホでもPCでもインテリアを360°チェック! #TAS2022

3つのポイント!【#360度車内画像 】ハイエースに回転対座シートって運転席が回るの〜!?【#東京オートサロン2022現地直送!】

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360°カメラによるインテリア画像。スタイルワゴン ドレスアップナビ・チームは、東京オートサロン2022 で360°全方位カメラをテスト運用しました。画面をグリグリドラッグするか、スマホなどの端末を持ったまま体を回すなどすると、後ろも横も上下も見る事ができます。ピンチのゼスチャーでズームも可能です。ぜひ試してみてくださいね! そしてぜひシェアしてくださいね。カメラをマウントしているステーが写っているのはご愛嬌、お許しください。

ADDSET CEEBUS master’s line

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京都のALFLEXが製作するADDSET、そのトヨタ・ハイエースの標準ボディをベースにしたバンコンバージョン・モデルが、CEEBUS(シーバス)。
その展示車両の大きな特徴は3つ。

1つめはフロントシートが回転することでダイネットが車両前方にレイアウトされていること。

停車時に後ろ向きに座れるスイベルタイプのフロントシート(オプション)によって、セカンドシートとの間がダイネット(リビング)として使えるようになっています。
ざっくり車室内の前方7割を対面のダイネットとして使うことができるため、1ボックスの利点をフルに活用できるレイアウトだといえます。

ハイエースを含めた一般的なキャブオーバータイプの車両では、停車・宿泊モードになると、運転席・助手席はダイネットと隔絶されたスペースとなり、簡易的な荷物置き場といった様相になることも。もちろんそれも室内の有効活用の方法ではあるのですが、元々ラゲージスペースとして設計されたものではない上、ちょっとした移動時でも毎回荷物を移動するというスタイルを許容できるか? というセンスの問題も含んでいます。

フロントシートにダイネット・チェアの役割を与えられたことで、対面でダイネットを使用していても、セカンドシート以降の後方スペースを常駐のベッドとして、そしてラゲージスペースとしてなど、マルチスペースとして使える余裕を作り出しています。

そして特徴の2つめが、すべてのドアが使えること。

標準車の特徴である左右スライドドア。ミニバンのような使用方法を考えると、やはりスライドドアが左右とも使えるのは便利。
ドライバーが1人で乗っているときも、ちょっとした荷物は助手席に置くより運転席側のスライドドアを開けてそこに置いておいたほうが手早く載せおろしができて便利だったりすることも。

CEEBUSでは、水回りがセカンドシート右脇に配されていながら、その前後長を調整することで右スライドドアが使えるレイアウトになっています。

3つめの特徴は、8ナンバーのキャンピングカー登録ができること。

リアにもギャレーを設置し、その足元を掘り下げることでキャンピングカーの要件の1つである調理スペースの頭上が160cm以上なければならないという要件を満たすことを可能にしています。

さらに、着脱式のシャワーを接続することで、リアゲート外で水浴びなどもできます。

このほか、サブバッテリーの走行充電システムはもちろん、50Lの冷蔵庫や、ツインバーナーのコンロ、USBソケットなどが標準装備となっています。

純正で1980mmと背が低く、1695mmとなる車幅をもつ標準ボディ。
その4/5ナンバーのボディサイズの中に盛り込まれたアイデアと装備が魅力的な1台です。


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著者プロフィール

古川 教夫 近影

古川 教夫

クルマとバリアフリー研究家。基本は自動車雑誌編集&ライター&DTP/WEBレイアウター。かつてはいわ…