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バルブ交換には型式のほか、点灯カラーの確認もマスト!
別項の型式表を見ても判る通り、縦型ヘッドライトの後期はフロントまわりを中心に純正で多くのLEDを採用しており、定番のバルブ交換カスタムは一部に限られる。
純正LEDは交換しづらいが、白熱球は車載マニュアルにも掲載があるなど、ユーザーでも十分できる。交換には注意が必要で、型式(車両型式とは別)と呼ばれるソケット部の形状と、ウインカーならオレンジといったような点灯カラーの確認が欠かせない。詳しくはお店で確認しよう。
元々ない場所に光を入れる“追加型”カスタムも必見。先に紹介したスチール系ギアへ追加するランプなど、フロントまわりを中心に複数あるのでそのあたりも注意してカスタムしたい。とくにルーフトップのライトは他車のオフ系カスタムでも見られる技だ。非点灯時のビジュアルアピールもとても高い。
後期純正ライトの位置を確認しよう!
LED化を考えるなら、こんな場所を攻略してみよう!!
【ウインカーバルブ】
前後ウインカーは前後期ともにT20型と呼ばれる白熱球となっており、市販LEDバルブへの交換が可能だ。とくに新型(なかでもフロント)は周囲が純正でLED化されているため、交換すると雰囲気を統一できる。
【バック&ナンバーバルブ】
新型のリアまわりは、比較的バルブ交換ができるポイントがありバックランプやナンバー灯もその1つだ。バックランプはテールレンズまわりにあるため気が付きやすいが、ナンバー灯は見過ごしがち。あわせてやろう。
【ルームランプ】
車内空間を明るく照らす、機能パーツとしても注目したいルームランプのLED化。天井灯だけでなく、ドアを開けた際に後続車に自車の存在を認知させるための、ドア内張り裾のカーテシランプのLED化も可能。
【ドアミラーLED】
新型純正のドアミラーウインカーはLEDのため見過ごしがちだが、レヴィーアの交換ユニットは、シーケンシャル、オープニングライト、フットランプのほか、ACC連動などによるライトバー機能を搭載と、超マルチ!
【リフレクター】
見過ごされるケースが多いリフレクターも、一部メーカーでカスタム可能。反射板機能を維持しつつ、LEDを搭載したスグレモノがある。スモールで弱、ブレーキで強点灯する2WAYが主流。新旧で縦横が違うため注意。
効果テキメンの追加型カスタムも!
デリカD:5には専用、汎用問わず、様々な追加ライティングカスタムが可能(元々ない場所への追加のため、新規配線処理は必須)。スチール系バーに追加するライトのほか、ベースマウントとのセットなどいろいろある。気になるのは車検の問題だが、例えばジャオスの「ボンネットディフレクター」と呼ぶLED付きパーツ(写真下段左)では、灯体は“そのほかの灯化類”とされため問題なし。購入前に必ず確認しよう。
▶▶▶デリカD:5はじめてのカスタムガイドまとめはこちら
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]