BEV、PHEVに乗るならどんなクルマを選べばいいの? 桃田先生に聞いてみました!

「BEV化を積極的に進めるPEUGEOTなど、選択肢も充実」いま買えるBEV&PHEVが知りたい 〜輸入車編 Vol.2〜 #そこが知りたいEVのこと PART4

C40リチャージ /599万円/699万円
電動化を加速させるヨーロッパ勢は、急速にBEVのモデル数を拡大させているが、その勢いは2022年も続きそうだ。マクラーレンではPHEVのアルトゥーラがデビュー済み。いま購入できる注目のBEV&PHEVをご紹介します!

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Mercedes-Benz

メルセデスベンツでは現在、20年4月に導入されたEQCと21年4月デビューのEQAという2台のBEVを日本市場にラインアップするが、2021年4月にはEQシリーズ初のラグジュアリーセダンとなるEQSをワールドプレミアするなど、積極的に電動化を展開している。また、今後日本へはセダンのEQEのほか、SUVモデルのEQBやEQE、EQSなどの上陸が見込まれている。

PHEVモデルではAクラスのハッチバックとセダンにA250eを導入。普通充電と急速充電のCHAdeMOに対応。160ps/250Nm・WLTC燃費16.3㎞/Lのスペックをもつ。このほかPHEVはGLC350e(931万円)/GLCクーペ350e(963万円)を用意する。

LANDROVER

ランドローバーでは現在、レンジローバー/レンジローバースポーツ/レンジローバーイヴォーク/ディスカバリースポーツにPHEVモデルを展開。レンジローバーはP440 AWD/SE(1710万円)~P510 AWD/HSE(1949万円)、レンジローバースポーツはHSE(1218万円)~オートバイオグラフィーRダイナミック(1316万円)、レンジローバーイヴォークはオートバイオグラフィー、ディスカバリースポーツではRダイナミックのS/SE/HSEをラインアップする。

JAGUAR

ジャガー初のピュア電気自動車Iペイスは2018年9月に上陸。現在はS/SE/HSEに加え、BLACK(1139万円)の合計4モデルを揃える。400ps/696Nm、航続距離は438㎞と発表されている。
PHEVはEペイス RダイナミックS(735万円)では200ps/280Nmの1.5L直3エンジンと109ps/260Nmのモーターを組み合わせ、15kWhのバッテリーでEVモード最長55kmの走行が可能だ。

JEEP

2020年10月、ジープ・ブランド初のPHEVとしてジャパンプレミアを行い11月より販売スタート。グレードはリミテッドとトレイルホークの2モデルで最高出力の異なる1331ccのガソリンエンジン(131ps・179ps/270Nm)に、フロント(45ps/53Nm)&リア(128ps/250Nm)のモーターを組み合わせた4WDとなる。HYBRID/ELECTRIC/E-SAVEの3つのドライブモードを用意。ELECTRICモードでは52㎞の走行が可能(WLTCモード)だ。

PEUGEOT

一車種に複数のパワーユニットを用意し“パワー・オブ・チョイス”を進めるプジョーではBEVモデルも積極的に展開。e-208とe-2008にBEVをラインアップする。両車ともに136ps/260Nmのモーターを搭載。それぞれアリュールとGTの2グレード構成だ。

PHEVは3008 HYBRID4(627万1000円)と508 HYBRID(640万6000円)/508SW HYBRID(667万8000円)の3モデルを用意している。また4月13日、新たに308シリーズに1.6Lエンジン(180ps)+フロント電動モーター(110ps)によりシステムトータル225ps(フランス本社公表値)を発揮するPHEVモデルのGT HYBRID & SW GT HYBRIDを投入した。

VOLVO

いち早く全モデルの電動化を進めたボルボ。日本へのBEV第1弾として21年11月C40リチャージを導入した。408ps/660Nmのツインモーターに加え、エントリーモデルとして新たに600万円を切る231ps/330Nmのシングルモーターもラインアップした。PHEVモデルのリチャージプラグインハイブリッドは、V60、S60、XC40、XC60、XC90にラインアップしている。

MINI

MINIシリーズで国内に導入されているのはPHEVのクーパーSE ALL4の1モデルだ。136ps/220Nmの1.5L直3ターボエンジンと、88ps/165Nmのモーターの組み合わせによりシステム総合224ps/385Nmのパワーを発生。WLTC燃費14.8㎞/L、53㎞(WLTCモード)のEV走行を可能としている。

TESLA

モデルS/モデル3/モデルX/モデルYという4モデルをラインアップするテスラ。モデル3では、ロングレンジバッテリーを搭載する航続距離605㎞のデュアルモーターAWD「パフォーマンス」、同じく689㎞まで足を伸ばした「ロングレンジAWD」、スタンダードレンジバッテリーで565㎞の航続距離を実現したRWDの「RWD」という3グレードをラインアップしている。充電方式は15分で最大275㎞相当分の充電が可能な独自の「スーパーチャージャー」を使う。

OTHERS

ポルシェではBEVとしてタイカン(1203万円〜)とタイカンクロスツーリスモ(1341万円〜)計8モデルをラインアップ。PHEVではパナメーラ4E-Hybrid(1528万円〜)はじめ同スポーツツーリスモ(1575万円)を、カイエン・シリーズではクーペモデルも含め全5モデルを揃える(1300万円~2490万円)。
ベントレーではPHEVにフライングスパー(2450万円)とベンテイガ(2280万円)の2モデルを用意。マクラーレンではPHEVのアルトゥーラ(2965万円)がデビュー済みだ。

アウディとポルシェが150kW急速充電ネットワークで業務提携

アウディ ジャパンとポルシェジャパンでは4月19日、日本での急速充電器のネットワークの拡充を促進する「Premium Charging Alliance(プレミアムチャージングアライアンス)」事業を発表した。これは両ブランドのBEVオーナーに向け、7月1日から両ブランドが展開する150kW急速充電器を相互利用することが可能になるというもの。

著者PROFILE●桃田健史
1962年8月、東京生まれ。日米を拠点に、世界自動車産業をメインに取材執筆活動を行う。インディカー、NASCARなどレーシングドライバーとしての経歴を活かし、レース番組の解説及び海外モーターショーなどのテレビ解説も務める。日本自動車ジャーナリスト協会会員。

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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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