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キャンプはもちろん災害対策にも◎
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最近話題のポータブル電源。その名の通り、ポータブル=「持ち運べる」電源。身近な電源といえば、スマホの充電などに使えるモバイルバッテリーがあるが、それよりも容量が大きくて、USBのみならず、家庭用のAC機器が使えるというのが最大の特徴。今や電気は生活のあらゆる場面に欠かせない。〝不便を楽しむ"のがキャンプとは言うものの、キャンプギアでも炊飯器や扇風機、冷蔵庫、電気毛布、さらにはクーラーまで、キャンプや車中泊で使いたくなっちゃうアイテムが多数存在するのだ。それらを使うとなると、やはり必要なのが電源。最近では電源付きサイトも多いが、概ね追加料金を取られるし、万が一の災害時にもポータブル電源は便利なので、一家に1台あっても損はなし。1度手にしたらやめられないですよ!
Q1.ポータブル電源って?
A.家電が使える電源
Q2.いくらで買える!?
A.1万円台から30万円超えまで
Q3.充電方法は?
A.AC/シガソケ/ソーラー
Q4.何に給電できる?
A.AC/シガープラグ/USB
Q5.重さはどのくらい?
A.1kg以内から20kg超えまで
Q6.容量って何?
A.使える電気の量
購入時に把握しておくべきなのが、どれだけの電気を蓄えられるかを示す容量。単位は時間当たりの電力使用量を示すWh(ワットアワー)で、例えば500Whは、100Wの電化製品を5時間使い続けると容量が0になる。キャンプや車中泊で使うならば500〜1000Whあたりが定番。ただし、500Whの電源でも実際は発熱や冷却ファンなどでも電力が消費されるため、概ね70〜80%程度の電力が使えると考えるのがベスト。
Q7.定格出力って?
A.使える機器の電気容量
Q8.出力波形って何?
A.正弦波がベスト
出力波形とは、バッテリー内に貯めた直流(DC)電源を、交流(AC)電源に変換する際に出力される波形。ほとんどの家電は家庭にあるコンセントから出力される正弦波(純粋正弦波)を想定して作られているので、ポータブル電源を選ぶ際も正弦波のモデルがベスト。低価格なものには、矩形(くけい)波や、修正正弦波と呼ばれる波形を出力するものがあり、接続した電気機器の故障につながることもある。
失敗しないベストバイ探しどうやって選ぶのが良い?
1.ポータブル電源で何を使うか
まずは何のためにポータブル電源を使うかをはっきりさせよう。大容量大出力のフラッグシップモデルを買えばほとんどのキャンプ向け家電が残量を気にしないで使えるが、その分重くて大きい。クルマに積み込んで出し入れすることも考えて、キャンプ場でどんな家電を使いたいかを把握するのが大事。
2.用途に合わせて容量や出力をチェック
例えば消費電力50Wの電気毛布を6時間は使いたいということであれば、容量は50W×6時間=300Whが必要。前述のとおりポータブル電源が70%位の効率だとすると、300Wh÷0.7≒429Wh。スマホ等の充電もするだろうと考えると、少なくとも500Wh程度の容量が欲しい。加えて、定格出力が消費電力を上回っていることも必要だ。
3.付加機能の必要性を検討
様々なメーカーがラインアップしているので、選択肢は多い。容量や定格出力が足りたモデルを比較する際は、付加機能。ソーラーパネルが使えるか、防水性能や安全性はどうか、充電しながら給電できるパススルー機能が付いているかなど。自分の使用環境を想像しながら、付加機能の有無を検討しよう。
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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]