寂れた感は“小物”作りの努力で決まる
どうも! 魅せプラモ部担当の編集部シモダです。PAPAN部長は本職(プロカメラマン)そっちのけで魅せプラモ作りに励んでますが、今日は作品を引き立たせる小物作りに迫ってみます。
上の写真は前回の魅せプラモ部で、ガラスの割れ具合を紹介しましたが、今回はその割れの原因を作ったバットとボール、そして赤コーンの作り方です。きっと王道の作り方はあるのでしょうが、なんせ部長は独学です。仕上がりが良ければ良いわけで。
まずバットとボールは、タミヤなどから出てるエポキシパテで造形。エポキシパテは粘土のように造形できる素材。硬化後も削れるので、狙った形を作りやすいです。
そして赤コーンですが、まずはバット同様エポキシパテで1つ形を作ります。それに、お湯で柔らかくする粘土「お湯プラ」を被せて型を作ります。型に流し込むのは、UVレジンです。
バットなど1 本物を作る際はエポキシパテだけで良いですが、同じ物を量産したい場合は、型を作る方が効率がよいのです。ちなみに赤コーンの重しはプラ板、黄×黒のポールはプラ材の丸棒で作っているそうです。
どの小物パーツをみてもかなりの手間ですが、この小物がないと、「多分野球少年がホームランを打ってフロントガラスを割っちゃったんだな」という昭和の漫画っぽいストーリーは伝わりません。それだけ小物作りって大切なのですね!