自動運転に積極的なグーグルとアップル、自動車メーカー以上に開発が進む!?

【これからどうなる自動運転】自動車メーカーと並び気になるのが、IT大手の動向 |第5回/日本と海外では異なる自動運転へのアプローチ GAFAM編

やはり、海外は日本より先に進んでいるのでしょうか。最新技術である自動運転については実際、海外は日本より高度な技術で、
しかも実用化が始まっているのでしょうか。今回はその背景をご紹介するのですが、どうも自動運転は『自動車業界の常識』が通用しない感じがします。なぜ、そんなふうに感じてしまうのか。国や地域、自動車メーカー、そしてIT系企業の動きをチェックしながら、その謎を紐解いていきましょう。

GAFAMの動きはどうなる?

自動運転でやっぱり気になるのは、IT超大手の動きです。

GAFAM(グーグル『親会社はアルファベッド』、アップル、フェイスブック『現メタ』、アマゾン、マイクロソフト)のことです。

このうち、自動運転に積極的なのはグーグルとアップルです。

先に紹介した「グーグルカー」は、ウェイモとして別会社となり、自動運転レベル4相当のロボットタクシーの実用化に向けて開発を進めています。

一方、アップルでは「プロジェクト・タイタン」という開発プロジェクトが存在し、EVや自動運転の研究開発を進めているのですが、具体的にいつ、どのような形で世に出すのかをアップルは明らかにしていません。

そのほか、GMに買収されたベンチャーのクルーズですが、そのGMクルーズのロボットタクシーは実証試験での実走行距離が世界でもっとも多く、社会実装が間近であると推測されます。日本ではホンダがGMクルーズと連携して近年中に日本でのサービスを開始する予定です。

PROFILE 桃田健史
1962年8月、東京生まれ。日米を拠点に、世界自動車産業をメインに取材執筆活動を行う。インディカー、NASCARなどレーシングドライバーとしての経歴を活かし、レース番組の解説及び海外モーターショーなどのテレビ解説も務める。日本自動車ジャーナリスト協会会員

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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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