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2018総括版:主要6社のカーシェアリング市場動向

  • 2019/02/05
  • Motor Fan illustrated編集部
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カーシェアリング主要6社の市場動向報告【2018年総括版】より

ジェイティップスは、同社運営のカーシェアリングの比較情報サイト「カーシェアリング比較360°」のデータベースを元に同サイト掲載のカーシェアリング主要6社の市場動向報告【2018年総括版】を公開した。

カーシェアリング主要6社の市場動向報告【2018年総括版】:https://www.carsharing360.com/special/market/2018.html

【2018年主要トピックス】
・ステーション数は14.2%、 車両台数は19.0%伸長!(前年同様の高い伸長率を持続し、 市場はますます成長)
・タイムズ カー プラスが会員数100万人を突破!(カーシェア利用者数全体では150万人に)
・ステーション数と車両台数で業界第2位と第3位が逆転!(カレコ・カーシェアリングクラブがオリックスカーシェアを抜く)
・ホンダ、 日産らメーカー勢のカーシェアサービスが勢力拡大!(ホンダ「エブリゴー」は、 ステーション数で既に業界5位に迫る)
・カレコ・カーシェアリングクラブが月会費無料プラン提供を開始!(入会ハードルが下がり、 利用者が増加)

 2018年12月時点のステーション数は2017年12月時点に比べ14.2%増加、ステーション車両台数は19.0%増加していることがわかった。
 カーシェアの利用者数は2018年3月時点で130万人の大台を突破し、150万人に到達したものとみられる。
 主要6社のステーション数は15,000箇所を突破し、2017年12月末から約2,000箇所増加した。また車両台数は約5,000台増加し、30,000台を超えた。

 各サービス提供会社の状況としては、2018年7月に会員数100万人を達成した首位「タイムズカープラス」が今期も好調を維持し、ステーション数11,420箇所、車両台数23,639台にまで増やした。2017年時点で業界3位であった「カレコ・カーシェアリングクラブ」は、前年と比べステーション数で34.3%増、車両台数で42.5%増と昨年同様の大幅な増加を記録し、2018年には「オリックスカーシェア」を抜き去って業界第2位に躍り出るなど、カーシェアリング業界内で大きなインパクトを与えた。
 また、カーシェアリング日本初の事業化から16年目を迎えた業界パイオニアの「オリックスカーシェア」は、4月から東北エリア(青森・岩手・宮城・福島の4県)でカーシェアリングサービスを開始し、「タイムズカープラス」は新橋などで道路上のステーションを開設、「カレコ・カーシェアリングクラブ」は月会費無料プラン提供を開始するなど、大手3社ともサービス内容の充実化に注力した。消費者にとってはますますカーシェアリングを利用しやすい環境が整ったといえる。

 2018年は、ステーション数・車両台数ともに昨年同様の高い伸長率で安定成長を持続した年でもあったといえる。
 主要トピックスに注目しながら2018年を総括し、2019年の市場動向予測を掲載した。

【2019年カーシェアリング市場動向予測】
・自動車メーカーやレンタカー事業者などの新興勢力がシェアを拡大。 (新たな時代に突入し、 市場がますます拡大するカーシェア)
・150万人突破後もまだまだ増えるカーシェア人口。 (ステーション数、 車両台数ともに増加はつづき、 利用者数は200万人に)
・個人間カーシェアリングがさらに浸透していく兆し。 (カーシェアリング多様性の時代へ)

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