LG、マグナ:合弁事業契約に署名し、リーダーシップチームを発表

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LG Electronicsとマグナ・インターナショナルは、7月28日、2社間の合弁会社を設立するため、合弁事業契約を締結したことを発表した。この合弁会社名はLG Magna e-Powertrainで、本社は韓国仁川市に置き、強力な経営陣が経営に携わる。

 新会社を率いるのは、LG勤続20年でLG車載コンポーネントソリューションズカンパニー代表兼グリーンビジネス担当副社長に先日任命されたチョン・ウンソク氏、新会社の最高経営責任者となる。同氏はLG入社前に、大宇自動車の開発部門で10年ほどの経験がある。

 また、マグナ2016年入社のJavier Perez氏が、新会社の最高執行責任者に就く。Perez氏は、自動車業界での生産と品質管理において25年ほどの経験があり(内18年は在アジア)、その経験を活かし、LG Magna e-Powertrainの操業全般の責任者となる。

 この合弁会社を設立することで、電動パワートレインシステムと世界クラスの自動車製造におけるマグナの強みに、eモーターとインバーターのコンポーネント開発におけるLGの専門知識が融合する。また、LG Magna e-Powertrainのエグゼクティブチームの発表は、eモーター、インバーター、車載充電器、および特定の自動車メーカーには、関連eドライブシステムを生産する同合弁会社にとって、重要な節目となる。

 LG Magna e-Powertrainによって生み出される設計、エンジニアリング、製造シナジーにより、両社は、市場のトレンドに迅速に対応し、車両電動化への世界的シフト拡大に便乗することができると期待されている。新会社は、電動化と機能性を可能にする完全ソリューションから、インテリジェントオペレーティングソフトウェアと新しいeドライブシステム制御の統合まで、自動車メーカーに拡張的なポートフォリオを提供するパワートレインコンポーネントを開発する。

 最高経営責任者のチョン氏は「マグナと協業することで、LGは、グローバル生産、ビジネス機会、調達と技術革新の拡大が可能になります」とし、「この統合・協業アプローチで、客先への迅速な還元と、世界的電動パワートレイン市場の急速な成長に沿った収益が期待されています」とコメントしている。

 最高執行責任者のPerez氏は「eモーター、インバーター、電気駆動システム市場は、2030年までに大幅な成長が見込まれます。当合弁会社は、マグナとLGのエキスパートを集めて、世界クラスの電動ソリューションポートフォリオを提供します」とし、「既存の技術、エンジニアリング機能、世界拠点を活用して、LG Magna e-Powertrainは、自動車メーカーが全車両ラインナップを電動化する上で、最大の課題達成に役立つ進歩をお届けできるよう目標にしています」とコメントしている。

 LG Magna e-Powertrainは、米国、韓国、中国に1000名以上の従業員を擁する。

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