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自動車分野においては、燃費・電費の一層の向上(燃費規制の活用)やユーザーによる電動車の選択・利用の促進を通じ、カーボンニュートラルを進めていくことが必要とされている。
このようななか、国土交通省では、ユーザーの省エネルギーへの関心を高め、燃費性能の優れた自動車の開発・普及を促進するため、毎年、自動車の燃費性能を評価※1した「自動車燃費一覧」を公表するとともに、燃費※2の良い乗用車※3を発表している。
今般、令和3年末時点で新車として販売されている自動車の「自動車燃費一覧」を新たに公表するとともに、燃費の良い乗用車ベスト10が発表された。
※1 「自動車の燃費性能の評価及び公表に関する実施要領(平成16年国土交通省告示第61号)」に基づく評価。
※2 1ℓの燃料で自動車が走行する距離であり、型式指定審査において取得する国土交通省審査値。
※3 対象車両は、ガソリン自動車、ハイブリッド自動車、ディーゼル自動車、LPガス自動車。
燃費の良い乗用車ベスト10(令和3年末時点)
【普通・小型自動車部門】
【軽自動車部門】
また、令和2年度燃費基準の達成レベル※4が最も高い乗用車は、普通・小型自動車では達成率168%のプリウス(トヨタ)、軽自動車では達成率105%のワゴンR スマイル(スズキ)だった。
※4 一般に、自動車は車両重量が重いほど燃料を多く使うため、燃費基準値は車両重量に応じて設定されている。(車両重量に応じた燃費基準値は下記2.の自動車燃費一覧に掲載している。)
自動車燃費一覧
令和3年末時点で新車として販売されている自動車の燃費性能等について、メーカー別・車種別に取りまとめ、以下のURLに掲載されている。
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr10_000051.html