富士ウェーブ: 世界初、電界結合方式によるEVワイヤレス走行中給電の本格的実証実験に向けて、5者連携協定を締結

山梨県富士吉田市に本社がある、富士山の銘水グループの富士ウェーブは、今後の国内外への事業展開を見据え、2022年5月25日 東京の「全国町村会館ホール」にて、ワイヤレス給電技術の活用を通じた『山梨県の産業振興の更なる推進』を目的に、「山梨県」と「甲斐市」「日本航空学園」「富士山の銘水」と産学官の5者連携協定を締結した。

今回の5者連携協定締結の位置付け

去る2021年11月5日に山梨県庁にて締結された産学官連携協定を「具体化」「拡大化」するための第一歩として、今回改めて5者協定が締結された。日本航空学園の敷地内に全長約500mの周回コースを設け、世界初の電界結合方式によるEVワイヤレス走行中給電の本格的な実証実験が行なわれる。

電界結合方式のワイヤレス給電が次世代型交通網の大本命

EVのワイヤレス走行中給電は、バッテリーEV車や燃料電池車と比べて、『利便性』『安全性』『環境性』に優れており、次世代交通網の決定版である。そのなかでも「電界結合方式のワイヤレス給電」は、EV走行中給電に最も適した方式である。

並行して取り組まれる事業

今回の5者連携協定においては、ワイヤレスEVの実証実験だけではなく、日本航空学園敷地内において並行して他2つの事業も行なわれる。

富士ウェーブにおける「ワイヤレス給電」の今後の展開

富士ウェーブは、今後もコア技術である「電界結合方式のワイヤレス給電技術」を活用し、各種モビリティ(自動車、電車など)分野や家電分野などに積極的に展開し、本分野のパイオニアを目指す。
また、今後10年間で、本分野での市場規模を2兆円規模まで拡大していくと共に、次世代型都市構想実現を見据え、カーボンニュートラルに最大限貢献するとしている。

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