自動車ニュース テクノロジー フェアレディZ 日産 日産フェアレディZのサスペンションを眺めてみる 2023.01.25 08:48 by Motor Fan illustrated編集部 この記事の画像をもっと見る(全10枚) 日本のスポーツカーのマスターピースであるフェアレディZ。RZ34型のサスペンションの様子を写真でご紹介しよう。 連載サスを眺める INDEXリヤサスペンション:マルチリンク式フロントサスペンション:ダブルウィッシュボーン リヤサスペンション:マルチリンク式 右リヤサスペンションを後方から。アルミ合金製のロワー後リンクが圧巻。その下方に見える鋼製のリンクはロワー前リンク。サブフレームは鋼製の板金構造。 右リヤサスペンションを上から。写真右方が車両前側。アッパーアームはすべてを写真に収めることはできなかった。ハブ側が1点のボールジョイント、ボディ側は2点のブッシュ締結のA型形状のアルミ合金製。ダンパーの下側マウントが車軸に近いところにあるのが見てとれる。ばねは、舟形のロワー後リンクに載せられる。 右のリヤナックルを後方から。いちばん下の締結部はロワー前リンクで、中間部が一度絞られている構造。その上の締結部はトーコントロールリンクで、こちらも鋼製。一段上がった後方の締結部が、ロワー後リンク。ナックル自体はアルミ合金製。 ドライブシャフトまわり。すぐ上のピボットはダンパー。RZ34型ではダンパーをモノショック型に改めることで、応答性を高めている。その奥にアッパーアームが見える。手前に映るのはロワー後リンク。 アンチロールバーは、短いリンクを介してアッパーリンクに接続される。 フロントサスペンション:ダブルウィッシュボーン 右フロントサスペンションを前下から。上下アーム、ナックルともにアルミ合金製。ステアリングは、ご覧のように後ろ引き。 ロワーアーム。アンチロールバーは短いリンクで締結。ダンパーはロワーアームに立てたフランジで左右からくわえこむような構造。 左フロントサスペンションを後下から。ロワーアームを上手に避けるようにステアリングギヤボックス/タイロッドが通る。ロワーアームブッシュは前後ともに平行軸配置。サブフレームはフランジを多く立てたアルミ合金製。 アッパーアーム。長いナックルを介して接続するハイマウント式。ダンパーは上側マウントを車両後方に倒しキャスター角を増大、直進安定性の向上を図っている。 連載 サスを眺める プレスリリース 2023.01.29 トヨタ・ランドクルーザー[300系]のサスペンションを眺めてみる テクノロジー 2023.01.28 日産・新型セレナ[C28型]のサスペンションを眺めてみる テクノロジー 2023.01.27 レンジローバーのサスペンションを眺めてみる テクノロジー 2023.01.26 日産アリアのサスペンションを眺めてみる テクノロジー 2023.01.25 日産フェアレディZのサスペンションを眺めてみる テクノロジー 2022.07.20 トヨタ・新型クラウン(クロスオーバー)のサスペンションを眺めてみる 連載の記事一覧へ テクノロジーの関連記事 日産 フェアレディZの厳選中古車物件情報 中古車トップ 【注意】 自動車カタログ・厳選中古車情報に掲載されている写真は、年式やグレードの違う車種が含まれます。掲載されている写真はそれぞれの車種用でないものも含まれています。また、対応は年式やグレード、 装備などにより異なる場合があります。購入の際は必ずご確認ください。 商品の価格・仕様・発売元等は記事掲載時点でのものです。商品の価格は本体価格と消費税込みの総額表記が混在しております。商品を購入される際などには、メーカー、ショップで必ず価格・仕様・返品方法についてご確認の上、お買い求め下さい。 購入時のトラブルについて、出版元・編集部は一切関知しません。また責任も負いかねます。