東海理化の社用車管理サービス「Bqey」にアルコールチェックに連動するドア開錠制限機能が追加

東海理化は、社用車管理の課題を解決する DX サービス「Bqey(ビーキー)」の新機能として、アルコールチェックの結果により社用車のドアの解錠を制限する機能を追加した。今回の機能アップデートにより、12月1日に開始が予定されている白ナンバーの車両を使う事業者に対するアルコール検知器による飲酒検査の義務化に安心して対応することができる。

機能アップデートの概要

今回のアップデート内容は、社用車を利用する人の飲酒運転を抑制する機能の1つ。社用車の利用者は「Bqey」で社用車の予約後、オフィスや在宅勤務時の自宅などで運転前にアルコールチェックを実施する。その際にアルコールが検知された場合は、車両のドアの解錠を制限し、運転できない状態にする機能が追加された。本機能により物理的なドアのロック状態を維持することで、酒気帯びの方の運転を抑制できるほか、管理者は安心して車両の貸し出しを行うことができる。

東海理化は 2022 年 4 月に「Bqey」のサービスを開始して以来、顧客の声を反映しながら日々機能のアップデートを行ってきた。今回の機能を追加することで、アルコールチェックをしていない方や酒気帯びの方の運転を抑制でき、飲酒運転の撲滅に貢献する。また、アルコールチェックの義務化にも対応ができ、企業としてのコンプライアンス強化にも貢献する。

アルコールチェック義務化とは?

2022年に道路交通法が改正され、一定台数以上の白ナンバーの社用車を所有している企業に対してアルコールチェックが義務化された。2022年9月14日には、半導体不足などの要因から市場でアルコール検知器不足となり、入手が困難になったため、義務化が延期されていたが、先般6月8日に警察庁から「アルコール検知器を用いた飲酒検査を2023年 12月1日から義務化する」という発表があった。

多くの企業では「義務化に何から対応したらいいのか分からない」、「アルコール検知器は使っているが、今使っているシステムでは効率的に義務化へ対応ができない」など、さまざまな課題がある。そのような課題を「Bqey」は解決し、安心して法対応ができるサービスをが提供されている。


「Bqey」ウェブサイト

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