ヤマハ発動機は「ヤマハ発動機グループ環境計画2050」で、2050年までに事業活動を含むサプライチェーン全体のカーボンニュートラルを目指しており、今回の大規模太陽光発電の建設もその実現に向けた取り組みの一環となっている。
今回新設されたのは475Wの太陽光パネル計4,650枚(2,200kW)。袋井南工場では2022年もエネルギー棟の屋根に太陽光パネルを設置しており、これと合わせた発電出力2,330kWは、国内ヤマハ発動機グループでは最大の発電出力となる。同設備で発電した電力は同工場で使用されるほか、余剰電力は2025年より、中部電力パワーグリッド社の送配電ネットワークを介してヤマハ発動機の他事業所に送電する計画とされている。この余剰電力の活用によりCO₂削減効果を上積みし、地球温暖化防止に貢献する。