蓄電池システムは、太陽光発電や風力発電等による再生可能エネルギーの普及には不可欠な装置で、電力の安定化、地産地消の分散型エネルギー社会の構築、災害時におけるレジリエンス向上等、社会の隅々で重要な役割を果たす。今回、東海理化が出資したNExT-eSは、その蓄電池システムを効率的に稼働するための先進的なバッテリー制御技術・デバイスを保有し、独自開発したアクティブバランス制御技術は電気事業用や産業車両用などで既に実用化されている。
今後両社は協業し、NExT-eSの保有するバッテリー関連の制御技術と業界ネットワーク、東海理化が車載部品で培って来た製品開発力、量産マネジメント力を活かし、家庭用蓄電池システムの企画・開発・生産を行い、それらを早期に事業化することで、持続可能な社会の実現を目指す。
【NExT-eSの概要】
社名 | NExT-e Solutions株式会社 (NExT-e Solutions Inc.) |
本社所在地 | 東京都世田谷区若林1丁目18-10 京阪世田谷ビル6F |
代表者 | 代表取締役社長 井上 真壮 |
設立年月日 | 2008年5月8日 |
資本金 | 50,000千円(2023年12月末現在) |
事業内容 | ・リチウムイオンバッテリーの次世代バッテリーマネジメントシステム(BMS)及びバッテリー関連モジュールの開発・製造・販売 ・同モジュールを用いた電池システム等の開発・製造・販売 |