ヤマハ発動機、水素エンジンゴルフカーを世界初公開。業界最大イベント「PGAショー 2024」で脱炭素をアピール

ヤマハ発動機の連結子会社で、米国でゴルフカー販売を行なう「Yamaha Golf-Car Company (YGC)」は、水素エンジン搭載ゴルフカーのコンセプトモデル「DRIVE H2」を開発した。同モデルは、米国・フロリダ州で開催中のゴルフ業界最大級イベント「PGAショー」*にワールドプレミア(世界初公開)として出展された。
「DRIVE H2」

ヤマハ発動機の子会社である「ヤマハ・ゴルフカー・カンパニー(YGC)」は、水素エンジンを搭載したゴルフカーのコンセプトモデル「DRIVE H2」を開発した。同モデルは、米国を中心に世界各地で販売している4人乗りゴルフカー「DRIVE2 CONCIERGE4」をベースにしており、水素エンジンは既存の技術を活かせ、同時に燃焼時CO₂を排出しない内燃機関である。車両には気体用高圧水素タンク2本(各25L)が、運転席下と後部座席背面に搭載されている。

ヤマハ発動機は水素エンジンを搭載したコンセプトモデルとして、発電機、ROVなどをこれまでに発表している。同モデルは、米国・フロリダ州で開催中のゴルフ業界最大級イベント「PGAショー」*にワールドプレミア(世界初公開)として出展された。

※PGAショー(全米プロゴルフ協会主催):世界各国のゴルフビジネスに携わる商品や情報が一堂に会する業界最大級の祭典。ショーはビジネス関係者を対象に毎年1月行なわれ、今年の開催期間は1月24日~26日。

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