PXPの技術は軽くて曲がる、割れない太陽電池で、金属箔を基盤に使用し、シリコン製太陽電池のデメリットである曲がりにくさと割れやすさを克服している。
PXPの「漆黒の高意匠セル」は、膜を塗布する際の偶然の発見により誕生したもので、従来の製品と同等の性能を持ちながら美しい見た目を実現した。また、セルの貼り合わせ技術においても、従来の技術では発生していた電気抵抗を大幅に低減することに成功している。この技術も偶然の発見から生まれたものであり、はんだ付けと同等の電気抵抗値を持つ。
2021年に開発を開始してから2年、PXPは「曲がる太陽電池」の完成に至った。2023年のオートモーティブワールドに出展し、注目を集めた。同社の太陽電池は車のルーフに直接貼り付けることができ、軽くて薄い特長を持つ。2024年の展示会でも高い評価を受けた。
詳細を読む→「この技術、太陽電池の開発に使えませんか」この一言で復活した「曲がる太陽電池」開発のいま|株式会社PXP