2025年4月13日まで開催される「bauma 2025」では、小型トラック「キャンター」のダンプ車1台と、クレーン架装車1台の計2台がFUSOブースで展示される。2025年内には「eCanter」欧州モデルの一部車種で、高所作業車およびクレーン架装車が新たな架装ラインナップとして加えられる予定となっている。
「bauma 2025」では、GVW(車両総重量)7.49トンの「eCanter」三転ダンプ架装車も展示される。最大積載量3.6トンの同車両にはモーター駆動の ePTO(動力取り出し装置)を搭載しており、ePTO を通じて動力を架装側に伝達することで、ダンプ、キャリアカー、リヤクレーン、ごみ収集車などの様々な用途の架装が可能となっている。重機産業の利用者はEVトラックを利用する際に、幅広い架装ラインアップからの選択が可能になる。
「bauma 2025」で展示された GVW6.0トンの「キャンター」の平ボディおよびクレーン架装車は、建設業界における小型トラックの主要な用途となる。標準キャブで小回りが利き、操作しやすい同車両は、狭い道路での重量物の輸送など、厳しい条件下での輸送作業に適している。「bauma 2025」の屋外会場では、GVW(車両総重量)8.55トンの「キャンター」のダンプ車が展示される。
今年で34回目となる同展示会では、57カ国から3,500を超える出展者が機械や技術が展示される。2022年の同展示会では、「eCanter」のダンプ車が初展示された。MFTBCは、過去にも「bauma China」で産業用エンジンを展示している。
