店舗スタッフがスマートフォンでタイヤを撮影し、AIがタイヤの溝の深さに加え偏摩耗を診断し、3段階で摩耗状態の判定結果を表示する。顧客は、撮影した画像を見ながら点検結果が確認できるとともに、点検後に渡す「AIタイヤ点検結果カード」のQRコードを読み込むとオンライン※2でも点検結果を確認することができる。
「DUNLOP全国タイヤ安全点検」で導入するAIタイヤ点検ツールは、AI・ディープラーニング技術のコンサルティングと開発を行うRidge-i(リッジアイ/社長:柳原尚史)の協力により開発した画像認識AIソフトウェア。スタッドレスタイヤやオールシーズンタイヤを含む全タイヤの摩耗状態が判定可能。スマートフォンのアプリケーションから撮影したタイヤのトレッド部※3の画像をAIが解析し、主溝の深さの目安に加え、センター摩耗・ショルダー摩耗の様な偏摩耗も高精度に判定する。AIによる摩耗状態の判定は、信号になぞらえて「青色」「黄色」「赤色」の3段階で表示され、店舗スタッフによる目視でのキズやヒビの有無を加え、「問題なし」「ローテーション推奨」「交換が必要」の3段階の点検結果を表示する。
※1 10月8日から「DUNLOP全国タイヤ安全点検」を実施(2021年10月1日リリース)
※2 12月31日まで確認が可能。
※3 タイヤが路面と接触する部分