三菱ケミカル:ドイツにおける半導体精密洗浄事業の強化について

三菱ケミカル(以下「MCC」)は、グループ会社で あるCleanpart Dresden GmbH(以下 「Cleanpart ドレスデン社」)の半導体精密洗浄の事業拡大のため、洗浄能力の増強を行うことを決定した。投資金額は約1,000 万ユーロで、2022 年末の稼働を予定している。

 Cleanpart ドレスデン社は、主にドイツ東部を中心に半導体の精密洗浄サービスを提供し、同エリアにおいて高いシェアを有している。今般、世界的に旺盛な半導体需要に対し、顧客の生産をサポートするため、洗浄能力の増強を行うこととした。 本増強では、Cleanpart ドレスデン社の敷地内にクリーンルーム棟を新設し、最新技術を用いた洗浄設備や洗浄工程での廃棄物を減らす環境配慮型設備などを導入する予定である。

 MCC グループの半導体精密洗浄事業は、アジア・欧米にそれぞれ拠点を有し、ワールドワイドに展開しておいる。業界のグローバルリーダーとして、グループ会社と連携し品質の良い精密洗浄サービスの提供を通じて、顧客の継続的かつ効率的な半導体の生産をサポートしている。

Cleanpart ドレスデン社 Managing Director 佐藤龍平氏のコメント
「ドイツ東部では、半導体の生産量が大幅に増加しています。MCC のビジョンである“KAITEKI 実現” に基づき、この地域における顧客の長年のパートナーとして、新たな “グリーン”プロセスの導入によって 洗浄能力を拡大して生産をサポートしてまいります」

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