目次
ワイドボディキットに続き純正形状もスタンバイ
快適装備満載のまま車重1300kgも狙える!
第二世代GT-Rの魅力を後世へと伝えるべく、様々な活動を続ける九州の名門“ガレージアクティブ”が、新たにR32型スカイラインGT-R用の「純正形状ドライカーボンボディキット」を発売した。
いやはや、とんでもないキットだ。構成パーツは全てドライカーボン製。装着にあたっては、貼り付けなどの安易なインストール法ではなく、ルーフやリヤフェンダーなどモノコック一体の外板パーツまで全て取り外し、キット製品に置き換えるフルトレード式を採用。これにより、寸分の狂い・ゆがみのないエクステリアを構築するというわけだ。
テールレンズカバーや給油口(フタ&内側)に至るまで、純正形状のままドライカーボン化。超高級ヘリテージパーツと呼んでも決して間違いではないクオリティだ。
「熱血オーナー達の、愛車に長く乗りたいという想いに応えるために製作しました。これまでのカーボンRシリーズもそうですが、カーボン化の恩恵は軽量化だけでなく“錆びない”という点にもあります。精度も徹底追求した究極キットですよ」とは、ガレージアクティブの坂本代表。
ドライカーボンの軽さは半端ではなく、リヤのクォーターパネルですら片手で楽々と持てるほど。実車に取り付けての車重計測は行なわれていないが、坂本代表いわく「SEMA2021で発表したワイド仕様のドライカーボンR(エアコン・オーディオ付き&フルロールケージ仕様)が1373kgだったことを考えると、ノーマルのBNR32にこのキットを取り付けた場合は、1300kgジャストが狙えると思う」とのこと。
BNR32は最軽量な初期型モデルでも1430kgだ。つまり、ボディキットの装着によって100kg以上のシェイプアップが狙えるというわけだ。
なお、このボディキットはコンプリート販売の他、パーツ単体販売も予定されている。そのため、ボンネットやドアパネル、フロントバンパーなど、ボルトオンで交換可能な部分からドライカーボン化を進めていくというのもありだろう。
現状ではコンプリート&パーツ単体ともに価格未定だが、ウエットカーボン仕様のBNR32コンプリート(1382万4000円〜:車両代/チューニングパーツ代/工賃込み)をはるかに超えてくることは想像に難くない。
あらゆる意味で究極の存在だが、それでも間違いなく需要はあるだろう。世界のセレブリティ達は、依然としてガレージアクティブを求めているのだ。
PHOTO:西野キヨシ(Kiyoshi NISHINO)
問い合わせ:ガレージアクティブ 福岡県行橋市大字今井1407-1 TEL:0930-25-4488
【関連リンク】
ガレージアクティブ
http://www.g-active.co.jp