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水平対向やRBエンジンを中心に依頼殺到！
徹底した現場主義を貫くスペシャルショップ
まさに昔ながらの職人肌とでも言えようか。語り口調は穏やかでありながら、しっかりと筋が通っていることを感じさせる。埼玉県入間市の“ガレージヤマゴウ”は、確かな技術力を持つ気鋭チューナー、山郷さんが7年前にオープンしたプロショップだ。
山郷さんは名門“JUNオートメカニック”で工場長を勤め上げ、最高速アタックやD1GPではレースメカとしても活躍。現場の最前線で鍛え上げられた腕は絶対的で、溶接作業からハードなエンジンチューニングまで一人でこなす。
広々としたピットにはインプレッサやWRX STI、そして第二世代GT-Rが所狭しと入庫する。とくにエンジン製作の依頼は後を絶たない状況で、「エンジンO/Hからフルチューンエンジンの製作まで幅広く対応できます。EJ系はもちろんRB26の作業依頼も多いですね。壊れないエンジンを作るのが当たり前。開業直後に製作したチューニングエンジンもみんな元気に動いていますよ」とのこと。
ECUセッティングも得意分野。86/BRZやGRB以降のWRX STIではECU-TEKを、第二世代GT-RやGC8、GDBではLINKプラグインを使用。安全マージンを残しつつ、エンジンパフォーマンスを効果的に引き上げる術を熟知しているため信頼性も折り紙付きだ。
また、しっかり効果を体感できるアイテムのみを厳選し、エンドユーザーに提供するスタンスを貫いているのもガレージヤマゴウの特徴だ。ハイスバークイグニッションコイルもそのひとつで、優れた通電性と耐久性を兼ね備えており、驚くほど体感度が高いという。
CPM製の補強パーツもガレージヤマゴウの一推し製品。フロアトンネルを左右から結合することで、ボディの一体感が大幅に増すそうだ。
デモカーにもセットされているスピリットベースのオリジナル車高調は、走り込みを重ねて仕上げた自信作。ライトチューンのBRZデモカーはこの足を装着し、つくるまサーキット＝41秒1を刻む。伸縮別調整が可能な2ウェイ式も開発中。こちらは別タンク式としてセッティング幅を広げた上で、フロント10kg/mm、リヤ12kg/mmへとレートアップした仕様だ。新型GR86、BRZにも対応予定となっている。
「シフトの入りが渋い、ミッションのギヤ鳴きが気になるという人には、モティーズのギヤオイルと添加剤、マグネット付きドレンボルトを同梱した『ハッピーセット(86/BRZ：2万2550円)』をご用意しています。こちらはシンクロ摩耗によるギヤ鳴きを低減しつつ、シフトフィールを改善すると、86/BRZやWRX STI乗りのユーザーさんからご好評をいただいています」と山郷さん。
続けて「VAB用オイルクーラーキットをはじめとした、オリジナルパーツ開発にも力を入れています。なかでもスピリットベースの車高調は、走り込みを重ねて仕様を詰めた渾身作です。ハイキャスターアッパーマウントや前後ヘルパーを組み込んだフルスペック仕様で、減衰力やバネレートまでオーダーメイド可能です。ぜひお試しください」とのこと。
埼玉近郊に住むチューニングカーオーナーは、ぜひとも一度足を運んでいただきたい。マシンメイクに関する悩みがきっと解消されるはずだ。
●問い合わせ：ガレージヤマゴウ 埼玉県入間市下藤沢926-8 TEL：04-2937-3674
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ガレージヤマゴウ
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