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走行8万キロの極上車ベースでレストア+フルチューン!
こんなに綺麗なカローラレビンが現れるとは・・・
この車両を含めて、3台のハチロクを所有しているというAE86マニアの河野さん。今回紹介するのは、その中でも保存用という極上車。走行は実走で8万キロ(!?)というから、昭和60年式とすれば希少な1台と言える。そのため、「素手では触らない」「雨の日は乗らない」など扱いを徹底しているそうだ。
だからといってノーマル状態で保存するのではなく、外装からエンジンまでビシッと仕上げたフルチューンスペックだったりするから面白い。4A-Gはバランス取りされたクランクに戸田レーシングのピストンを組み合わせて腰下を強化、ヘッドも戸田レーシングのハイカム(IN264度 EX256度)や強化バルブスプリングなどキッチリと手が入る。
吸気系には、AE101の4連スロットルをドッキング。インジェクション制御は定番のフリーダムによって綿密に行われているが、さらなるフィーリングアップを目指して近々高性能フルコン“LINK”に変更予定とのことだ。
外装は前期改後期仕様。各部をレストアしつつ、エアロバンパーやカーボンボンネットなどでドレスアップ。ちなみにフロントウインドウは軽量のクールベール製を奢った。
FRP一体型ゲートが個性を演出するリヤフォルム。エキゾーストマフラーはフジツボ製を装備する。テールレンズやモール類がここまで綺麗だとオールド感は全くない。
サスペンションは前後とも定番のTRDだ。ホイールは15インチのボルクレーシングTE37(ブロンズカラー)で、タイヤにはアドバンネオバをセットする。
室内も凄まじい。メーターをデジタルからアナログに交換して、集中ドアロックやパワーウインドウも後付け装備するなどオールレストア。ダッシュボードカバーやシートカバーなどは自作して日焼け防止などの保護も兼ねている。
ともあれ、ここまで状態の良いカローラレビンは世界中を探してもそうそうお目にかかれないはず。これからもチューニングを楽しみながら、大切に乗り続けてください!(OPTION CARAVANより抜粋)