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スポーティ&エレガンスなエアロパーツで武装!
サーキット走行も視野に入れて鋭意開発中
岡山県に本拠地を構え、中古車販売だけでなくオリジナルパーツの開発&販売にも力を注ぐ“ハートアップワールド”。近年ではテスラを軸にしたEVチューニングも精力的に展開しているが、今回紹介するのは、そんな同社が手掛けた2021年モデルのテスラ・モデル3だ。
エクステリアを覆うエアロパーツは、ハートアップワールドのEV用パーツブランドである“KOKORO(ココロ)”の作品。フロントバンパースポイラー、サイドスポイラー、リヤバンパースポイラーの3点に加え、フロントヒゲ(サイドダクト部のスポイラー)、ウインカースポイラー、トランクスポイラーといったオプションパーツも用意されている。
フロントは純正バンパーの下に取り付けるフロントリップスポイラーを設定。中央部分の突き出しを抑えることで、路面に擦りにくい形状としているのがポイントだ。
ボディ側面からの走行風の巻き込みを防ぎ、シャシー下面の整流効果を高めるようにデザインされたサイドステップ。横方向に大きく張り出したその形状はレーシンガーにも通じるものだ。また、フロントフェンダーのウインカー部分にはカーボン製のウインカースポイラーが追加されている。
ホイールはオリジナルパーツとして開発されたCT271(F9.0J+40 R10J+40)で、タイヤにはニットーのNT555G2(F245/30 R275/30)を組み合わせる。
モデル3専用のステアリングハンドルは、レッドステッチとレッドカーボンを用いたスポーティ仕様。足元を彩るフロアマットもオリジナル品だ。
「今後はこのテスラを使って『電気自動車は速いし面白い!』ということを一人でも多くのクルマ好きに伝えていきたいです。サーキット走行も行っていきたいですね!」とは、ハートアップワールド代表の佐藤さん。同社からは車高調やブレーキパッドといった機能パーツも数多く製品化されているだけに、本格的なEVチューンに期待したいところだ。
TEXT&PHOTO:山本大介
●取材協力:ハートアップワールド 岡山県岡山市北区建部町川口1520-1 TEL:086-722-0310