「プロドライバーも納得の高バランス型R35GT-R」心臓部は強化3.8L+GT900タービンで891馬力を発生!

ユーザー目線で速さを追求し続けるバランス型のR35GT-R

扱いやすさに拘る注目のパッケージング!

代表の安居さん自らがいちオーナーとしてR35GT-Rチューニングと向き合い、厳選した車両販売に加えて新規のGT-Rオーナーへのアフターケアやアドバイスも精力的に行っている“グローバルオート”。

今回紹介するチューンドは、普段乗りからサーキットアタックまでこなせるオールラウンド仕様として同社が手掛けた1台だ。

心臓部は、安居代表が様々なハイチューンスペックを試しながらユーザーライクな仕様として行き着いた、強化3.8L+GT900タービンの組み合わせだ。低中速トルクとピックアップの良さを併せ持つこのスペックはあらゆるシーンで使い勝手が良く、そして速いのだという。最高出力は891psに達している。

重要な足回りは、HKSハイパーマックスベースのオリジナル仕様で、スプリングはテスト的にフロント24kg/mm、リヤ20kg/mmのハイレートをセット。

タイヤは普段から325/30サイズのミシュランパイロットスポーツカップ2を履いているが、取材時はデータ収集の一環として335/30サイズのフージャーDOTラジアルを投入していた。

カーボン製のルーフやドアパネル等で軽量化を進めているが、ハイパワーな重量級マシンを安心して走らせるためにはブレーキ強化が欠かせない。そのため、前後にエンドレスのモノブロックキャリパー(6ポット)+400mmローターを導入。こうしたトータルバランスへの配慮が、速さへと繋がっていくのだ。

エクステリアはカンサイサービスのフロントフェンダーやトップシークレットのエアロボンネット、エスプリのGTウイングなど、老舗ショップのエアロパーツを巧みに組み合わせている。

このチューンドを鈴鹿サーキットで試乗したレーシングドライバーの菊池靖選手は「仕様は891psと、チューンドR35としては控えめですが、ピックアップが抜群に良くてトルクもあるから乗りやすい。タイムは2分8秒708とかなり良い記録で出せたけれど、これはまさにエンジン、タイヤ、サス…とトータルパッケージで引き出した速さですね」と高評価。

ピックアップ重視のエンジンチューニング、そして速さに繋げる周辺のセットアップ術は、オールラウンダー仕様を目指すR35GT-Rオーナーのお手本のような存在だ。

SPECIFICATIONS
■エンジン:HKS ピストン、コンロッド、カム(IN270度 EX278度)、GT900タービン、エキマニ、インタークーラー、EVC、サージタンク、燃料ポンプ/グローバルオート 純正書き換えECU/トラスト フロントパイプ、オイルクーラー、DCTクーラー/RH9 チタンマフラー/900ccインジェクター ■ドライブトレイン:HKS 強化トランスミッション&クラッチパック/クスコ LSD ■サスペンション:HKS ハイパーマックス(F24kg/mm R20kg/mm)/カンサイサービス スタビライザー ■ブレーキ:エンドレス モノブロックキャリパー(FR6ポット)、2ピースフローティングローター(FR400mm) ■ホイール:ボルクレーシングTE37ウルトラ(12J×20+20) ■タイヤ:フージャー DOTラジアルA7(335/30R20) ■インテリア:ブリッド フルバケットシート ■エクステリア:カンサイサービス フロントフェンダー、リップスポイラー、フロントカナード、リヤバンパーダクト/トップシークレット・エアロボンネット、リヤアンダーバンパー/エスプリ・GTウイング/ドライカーボンドア/ドライカーボンルーフ

●問い合わせ:グローバルオート 大阪府堺市美原区黒山166 TEL:072-363-6666

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【関連リンク】
グローバルオート
www.global-auto.ne.jp

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