「スタディ流M2コンペティション調律術」ブーストアップを軸にフルカスタム!

レッド×ブラックをテーマにコーディネイト

スタディらしい盤石の仕上がり!

M4クーペやM3セダンに搭載される、3.0L直列6気筒ツインターボのS55B30Aエンジンをコンパクトな2シリーズボディに詰め込んで、2018年8月にデビューしたM2コンペティション。

そんな生まれながらのアスリートを全域でパフォーマンスアップさせたのが、BMWカスタムのトップランナーである“スタディ”だ。テーマカラーをレッド×ブラック(カーボン)と決め、エクステリアからインテリアまでトータルカスタマイズが施されている。

まずエンジンは、補機類の変更した上でスタディの専用サブコン“STP3”でブーストアップを敢行。これにより、純正比70psアップとなる483psを獲得している。カーボンエンジンカバーも、コンセプトカラーの一環だ。

オリジナルインタークーラーは、純正交換のボルトオンタイプ。高効率コアを採用しつつ限られたスペース内で最大限まで容量を拡大、レスポンスを落とさずにパワーアップに対応する。拘りのドイツ製だ。

カーボン製のインテークシステムは、英国イベンチュリー社の逸品で、航空技術も取り入れながら最高のパフォーマンスを追求。低回転から高回転まで全域で高い吸気効率を獲得している。

エクステリアは、エキゾーストのカーボンテールまで含めて3Dデザイン製で統一。グリルとミラーカバーはMパフォーマンス、ルーバータイプのボンネットは純正加工で製作した。

コンセプトカラーのブラック×レッドでまとめられたインテリア。バケットシートはレカロSP-Aをベースに張り替え。パドルレバーやペダル、シフトブーツ、サイドブレーキブーツなどは3Dデザイン製でまとめられている。

装着しているホイールはボルクレーシングG16。美しいラインで描かれた独創的メッシュデザインは、角度により異なるイメージをみせてくれるのが特徴だ。サイズはフロントが19×9J+23、リヤが19×10J+34だ。

このチューンドを目にすると、むしろノーマルの方が圧倒的に物足りなさを感じてしまうほど、その仕上がりは完璧だ。

●取材協力:スタディ東京 東京都府中市若松町2-27-2 TEL:042-367-5301

【関連リンク】
スタディ
https://www.studie.jp/

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