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海を渡るRE雨宮チューンドコンプリート!
アメリカからの依頼で製作されたFD3Sブーストアップ仕様
飽くなき探究心と想像力でロータリーチューニングを牽引する“RE雨宮”。同社の人気は日本国内だけに留まらず、いまや完全なワールドクラス。近年では、チューニングパーツのみならずRE雨宮が手掛けたコンプリートカーを求める声も増え続けており、そうした声に対応するべく主要国にはオートライズ・ディストビリューター(代理店)を用意しているほどだ。
そしてここで紹介する美しいFD3Sは、北米からオーダーを受けて製作したブーストアップ仕様だ。
エクステリアは、RE雨宮が『ロータリー魂2019』でお披露目した車重978kgのタイムアタック仕様『RE雨宮 風林火山LM-7』と同一。GT-ADキット1でワイドボディ化し、ソリッドのライトブルー、通称“雨宮ブルー”でオールペンしている。
フロントはフェイシャーN1’02バンパーにアンダースウィープとツインカナードを追加、ヘッドライトはRE雨宮のアイデンティティーでもあるスリークライトで固定化している。
フロントフェンダーは東京オートサロン2019で発表された片側50mmワイドのニューバージョンをインストール。フェンダー上部に設けられたアウトレットダクトがインパクト抜群だ。リヤにはドライカーボン製のGTウイングタイプ2を組み、前後のダウンフォース量を最適化する。
心臓部の13B-REWは、RE雨宮の手によってリフレッシュが施されたリビルトを搭載。耐久性重視で純正サイドポート形状のままとしている。エアクリーナーはトラストのサクションキット、インタークーラーは純正位置のままコアサイズを1.5倍にできる同社の製品を組み込んでいる。
エキゾーストには、ドルフィンテールマフラーのフルチタンモデルを装備。カーボン製のディーフューザーと虹色に輝くテールエンドのコントラストがチューンド指数を引き上げる。
サスペンションは先方の意向もあり、テイン製の車高調を軸に構築。ホイールはエンケイのRS05-RR(F10J+18 R11J+16)で、タイヤはアドバンネオバAD08R(F255/35-18 R285/30-18)を履く。
海外へ輸出されるRE雨宮のコンプリートカーには、本物であることを証明するコーションプレートがエンジンルームに貼り付けられる。
なお、この車両はアメリカのテキサス州へと運ばれることが決定している。アメリカの広大な大地を走るRE雨宮スペックのチューンドFD3S。想像するだけでワクワクしてくるというものだ。
●取材協力:RE雨宮 千葉県富里市七栄439-10 TEL:0476-90-0007
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RE雨宮
http://www.re-amemiya.co.jp/