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DIYカスタムで追求する個性満点の“エロ・ラグ系”
絶版のムーンバンパーが個性を演出!
新車で購入したプロボックス・リミテッドカラーエディションは、何とインプレッサWRX(GDB)からの乗り替えだったというオーナー。「マイナー車だけど、角張ったスタイルはイジればカッコ良くなると確信できたから」と、カスタムベースとしての魅力に惹かれての選択だった。
やはり外観でまず目を引くのは、絶版のムーンアイズフェイズスリーフロントバンパー。現在はフルブラックで渋めにまとめられているが、以前はサイドにピンク~パープルのグラデファイヤーパターンのピンストライプ入りだったため、名付けられたのが”エロ・ラグ系カスタム”仕様。
そのイメージが今でも色濃く表れているのが、カーテンにテーブル付きのインテリア。D.A.Dをはじめ、ラグ系ブランドパーツでまとめられたVIPメイクは、多くのプロサクカスタムの中でも異彩を放つ存在だ。極太ハンドルカバーまで装備したコクピットは、プロボックスというよりマイルドヤンキー仕様のミニバンって感じ!?
エンジンルームはムキ出しの配線類がDIY感満載。パワー系チューンはブリッツ製エアクリーナー程度で、タワーバーはヴィッツ用の流用だ。ヤンキーホーンのエアタンクの「ムラムラ」ステッカーがエロ!? 手間暇かけて張ったステンシル風ロゴもいい感じだ。
マフラーは純正社外に汎用マフラーカッターを追加。よく見るとかつてのピンストの名残をテールゲートのモール部に発見。おおっ、ナンバーカバーのロゴが「EROBOX」だ!
ワークの15インチホイールは冬場のスタッドレス用。通常仕様であるギャルソンの「ツェンレインBD」に205/40-17タイヤの組み合わせなら、さらにエロい外観になるはず!?
基本的にカスタマイズはDIYということで、家具用の保護ウレタンをエアロのアンダーモールとして使用するなど、独自のノウハウでコストパフォーマンスを高めるアイディアが注がれている。他にも遊び心たっぷりの隠しワザ的が、あちこちに散りばめられているのも面白い。
SPECIFICATIONS
■エンジン:ブリッツSUSパワー/純正社外マフラー+マフラーカッター ■足回り:F RS★Rベストi車高調(6kg/mm)/Rラルグス車高調 ■ブレーキ:リヤダミーディスクカバー ■内装:ステアリングカバー/シートカバー/ムーンアイズダッシュマット ■外装:ムーンアイズフェイズスリーフロントバンパー/純正サイドステップ、リヤバンパー/MJジャパンルーフスポイラー ■ホイール&タイヤ:ワークNEZART(6.5J×15+35)/ナンカンRUNSAFA SN-1(175/65-15) ■その他:ヴィッツ流用タワーバー/ヤンキーホーン