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スープラ(JZA80)＋86(ZN6)＝ハチプラ！
86フェイスの完全移植でJZA80スープラが大変身
フロントから見て、このクルマがJZA80スープラだと分かる人はどれだけいるだろうか？ それほどまで自然に、完璧にZN6型86顔をフィッティングさせたのが熊本県の“ガレージDライク”だ。
「86を眺めている時に、スープラとリヤクォーターガラスの形が似てるなぁって思ったんですよ。そんな些細なところから製作をスタートしました。ただ、86とスープラではボディサイズが異なるので、移植は結構大変でしたね」と、Dライクの野崎さんは話してくれた。
移植にあたっては、ZN6のヘッドライトの位置関係などを再現することを重視。これは、車幅がワイドなスープラに合わせると左右ヘッドライトが離れて雰囲気が変わってしまう上、バンパーも専用品以外が装着できなくなってしまうからだ。
フロントコアサポートは位置を厳密に合わせた上でZN6用を溶接して移植。この製作により、ZN6の純正&社外のフロントバンパーなどが装着可能となっている。
フロントフェンダーとボンネットは、純正形状のFRP製品を繋ぎ合わせて形状を調整。ZN6とスープラの幅の違いをフェンダーで吸収しているため、フェンダーアーチは途中からすぼめられてZN6のバンパーラインに合流させている。
リヤビューは基本的にスープラのままとなっているが、リヤウイングはマウントステーをワンオフメイド。リヤハッチ後端から立ち上がるバーチカル形状を構築している。
搭載されるエンジンはNAの2JZ-GEで、吸排気などに手を入れたライトチューン仕様。これは、2.0LのNAエンジンを搭載するZN6が3.0LのNAエンジンにグレードアップしたことをイメージしての選択だ。
社名はスープラと86の合体ということから“ハチプラ”と命名。見れば見るほど違和感のないフェイスリフト、JZA80スープラのカスタムとしては非常に完成度の高い1台と言えるだろう。
●ガレージディーライク 熊本県菊池郡菊陽町津久例2809-10 TEL：096-340-2133
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