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片側9mmずつのワイド化でよりスタビリティの高い走りを!
BRZ用フロントエアロも鋭意開発中
コクピット和光、コクピット大泉、タイヤ館石神井、タイヤ館高島平、タイヤ館東京EDOGAWAの5店舗で攻勢をかける“ウィズコーポレーション”。そんな同社が、プリウス、S660に続くオリジナルエアロシリーズ第3弾として東京オートサロン2023でデビューさせたのが、このGR86だ。
見た目だけではなく空力性能にも拘って開発を進めたというウィズコーポレーションの渾身作、早速、細部をチェックしていこう。
『純正バンパーのイメージを損なうことなく、よりアグレッシブに!』をコンセプトに、ダウンフォースと空力特性の向上を目指して開発されたフロントアンダースポイラー(FRP:5万5000円/カーボン:10万7800円)。サイド部はカナード形状を採用し、リップ中央部にはウィズコーポレーションのエンブレムが輝く。
ボンネットは貫通ダクトを持つサーキットスペック(FRP:11万円/カーボン:19万5800円)とダミーダクトタイプ(FRP:8万8000円/カーボン:17万3800円)の2種類をラインナップ。表面の左右に4ダクト、中央後方に大型ダクトを備えたアグレッシブな形状が特徴的だ。
フロントフェンダーはダクト部分で分割された2ピース構成、リヤはオーバーフェンダー形状のフェンダートリム(FRP:7万7000円/カーボン:15万1800円)をセット。出幅は片側プラス9mmに留められているため車検証上の記載変更が必要なく、それでいてもうワンサイズ太いホイールを履くことが可能となる。
サイドアンダースポイラー(FRP:8万8000円/カーボン:17万3800円)はフロントからボディサイドを流れる空気を整流し、走行安定性を高める本気パーツ。リヤタイヤの前側部分にはフィンが追加されており、ここにもウィズコーポレーションのエンブレムが埋め込まれている。
リヤセクションは車体下面に入り込んだ空気を効果的に排出するディフューザー(FRP:5万5000円/カーボン:10万7800円)を採用してバックビューを引き締める。社外マフラーに対応しており、中央部と左右の3ピース構成となっている。
強力な両面テープで貼り付けるタイプのトランクスポイラー(FRP:4万4000円/カーボン:8万5800円)は、小ぶりな形状ながらリヤビューを引き締めるアイテムとして存在感を放ちつつ、ダウンフォースアップに貢献する。
デモカーのパワー系チューニングはフジツボのA-Rマフラーと寺本自動車商会のT-REVαのみという状態ながら、オリジナルのアイスワイヤー&アイスヒューズ(液体窒素で冷却したケーブルでアーシングし電装系を高効率化する製品)を装着することで、見違えるほどのレスポンス向上やトルクアップを果たしているという。
室内には、サイトウロールケージのダッシュ貫通&Bピラー留めタイプのロールケージも装着。こうしたパーツの取り付けはもちろん、長年チューニングシーンに携わってきた経験に裏付けされたセッティングのノウハウも豊富だ。
なお、現在BRZ用のフロントアンダースポイラーも開発中とのことなので、オーナーの方々はその完成を楽しみにしていただきたい。
●取材協力:コクピット大泉 東京都練馬区南大泉5-20-8 TEL:03-3924-1351
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コクピット大泉
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