目次
D1GPでお馴染み松井有紀夫選手も参戦
フェアレディZをレンタルして戦いました！
7月30日に、香港のドリフト大会「One Factory Rd.9」に参戦してきました！今年4月にも参加させていただいた大会で、今回が2度目のチャレンジとなります。
大会の審査委員長は、なんと“ゆうぼう”くんこと高橋雄一郎さん！ そして、今回はD1GPやフォーミュラドリフトで大活躍中の松井有紀夫選手もドライバーとして一緒に参加したんです！
大会名の「One Factory」は、サーキット名でもあります。オーナーのTommyは、普段はテレビやイベントなどでMCとして活躍している方なのですが、ドリフトもプロレベル！ 実際にドリフトスクールの講師をやっているほどなんです！ 香港ドリフトの第一人者と言える人物なんです。
参戦車両は、前回、私が乗ったJZX100型チェイサーと、Z33型フェアレディZ。私と松井さんでどちらに乗るかを決めて良いと言ってくださったのですが、試走や調整を繰り返した結果、私がフェアレディZに、そして松井さんがチェイサーに乗ることになりました。
しか〜し！ まさかのトラブルが発生!! 練習走行を終えて、車両をサーキットの従業員さんに預けたわけですが、その時、2台とも窓を開けたままだったんです。で、夜中に大雨が降って…はい、車内が水浸しになっちゃったんです！ 香港は湿度が高いのでなかなか乾かず、仕方なくゴミ袋をバケットシートに被せて練習しました(笑)
そして本番当日。サーキット3日目にして、私たちは重大な事実に気づきます。というのも、香港のドリフト競技って、日本とは違い、昼過ぎからのスタートが多いんですよね。少しでも涼しい時間にレースを楽しんでもらうための配慮なのでしょうが、つまりレース後半の追走バトルは夜に行われるわけです。
ところが、私が乗る予定だったフェアレディZにはヘッドライトが付いていません！ これは勝ち進むと後半は何も見えないのでは…ということになり、急遽マシンチェンジ！ 別のZ33をお借りすることになったんです。本番前の練習走行は1時間程度でしたが、このドタバタ感こそが海外ドリフトの醍醐味です(笑)
ドリフト大会は、ビギナークラス、Cクラス、ABクラスに分かれていたのですが、私はABクラスに参戦し、見事5位で予選通過！ やったー！
香港ドリフトのトーナメントは少し複雑で、Cクラスはミドルクラスのようなもの。そしてABクラスは、予選上位4人がAクラス。5位以下はBクラスに振り分けられます。その後、Bクラスは通常のラダーで決勝まで行われるのですが、Bクラスでベスト4に残ったドライバーは、Aクラスにも参加可能。予選上位4人と合わせてベスト8が行われるというシステムです。
私はBクラスで決勝まで勝ち上がって、最終的に2位を獲得することができました！ で、そのままAクラスに出場したのですが、やっぱりトップ連中は凄かった…。テクニックはもちろんのこと、マシンスペックも凄くてコテンパンにやられてあっさり敗退！ 悔しい…！
そんな中、松井選手はD1GPトップドリフターの意地を見せてくれて、Aクラスを予選2位で通過すると、そのままの勢いで勝ち上がって2位入賞！ 慣れないマシンで準優勝…流石です！
今回は、大会翌日に帰国という3泊4日の弾丸スケジュールでしたが、やっぱり香港ドリフトは最高！ 香港はドリフトできる場所が少ないため、みんなが「One Factory」を大切にしていることが伝わってきます。何より、最近ドリフトを始めたいという女子が増えてきているとのこと！ 少なからず私の影響があったり!? 嬉しいかぎりです。
【関連リンク】
●粟野如月公式HP
http://www.kisaspec.com
●Instagram
https://www.instagram.com/kisa_awn/
●Twitter
https://twitter.com/kisaragi_awano
●YouTube
https://www.youtube.com/channel/UChSElgMHzDbVJIv_ArCIS0A
●アメブロ
https://ameblo.jp/snowman-29/
●粟野如月オリジナルグッズ購入ページ
https://bensselect.com/
●Facebookファンページ
https://www.facebook.com/kisaspec