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最新電子制御への対応も万全!
ジェントルな雰囲気を放つ大人のスポーツワゴン
初代のVM型のみならず、2020年末にデビューした2代目のVN型に対しても積極的な姿勢を見せる“ブリッツ”。吸排気系はもちろん、車高調、電子パーツなど、今や無いパーツを探す方が難しいほどの充実ぶりだ。
まず、足回りにはブリッツ自慢のサスペンションキット『DAMPER ZZ-R』を投入。VN5レヴォーグ用はフロント/リヤともに6kg/mmのレート設定。全長調整式、単筒式、減衰力32段調整と欲しい機能を全て盛り込んだフルスペックモデルだ。
車高セッティングは、フロントが純正比マイナス33mm、リヤがマイナス27mm。車高調の導入にともなって純正の電子制御サスは取り外されているが、ワーニングキャンセラーによりチェックランプ点灯にも対応。アイサイトへの影響も一切無く、安心してローダウンできる。
心地良いサウンドを奏でる『ニュルスペックカスタムエディション』は、テールエンドの着せ替えが可能な次世代型マフラーだ。メインパイプ60φで、テールは114.3φの左右出しレイアウトとなる。もちろん保安基準適合モデルだ。
アクセル開度に応じた適切なブースト圧制御によって、パワーアップまで実現する『パワコン』も完全対応。その効果は絶大で、ブリッツの社内テストでは15.7ps/29.1Nmという出力アップを実現しており、パワーカーブも非常に自然な曲線を描いている事が分かる。
ブリッツ開発陣が、VN5レヴォーグに対して効果絶大と太鼓判を押すのが『スロコン』だ。電子制御スロットルの特性を任意に変更するためのパーツだが、純正がかなり抑えたセッティングとなっているため、このパーツを組み込むだけで俊敏なマシンに生まれ変わるという。パワコンと同時装着すれば、驚くほどの速さを手に入れることが可能だ。
インテーク環境は、シールド&遮熱プレート付きの『カーボンパワーエアクリーナー(試作品)』で熱害を抑えながらレスポンスの向上を図る。なお、手軽にインストールできる純正交換タイプの『SUSパワーエアフィルターLM』はすでに市販済みだ。
ホイールはエンケイRS05RR(8.5J+36)で、タイヤにはファルケンアゼニスFK510(235/30R20)を組み合わせる。20インチをサラリと履きこなしたシルエットはシンプルかつ美しい。
取材当日はワインディングでの試乗となったが、トルク感とアクセルレスポンスは十分すぎるほどの仕上がり。さらに特筆すべきは足回りで、20インチ履きとは思えないほどのしなやかさを実現していた。VN5レヴォーグをさらなる高みへと引き上げたいと願うなら、ブリッツのアイテム群を見逃す手はないだろう。
●取材協力:ブリッツ TEL:0422-60-2277
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