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純正タービン開発元のIHIとブリッツのコラボモデル!
車検にも対応したお手軽タービンキットが登場
2022年のビッグマイナーチェンジによって、大幅な進化を遂げた12代目カローラ。市販車としては完熟の域に達しているが、チューニングベースとして考え場合、ターゲットは6速MT+1.2Lターボエンジンというパッケージを持つ前期型(NRE210♯)がベストであることは言うまでもない。
今回は、そんな前期型カローラの快速チューンドを紹介しよう。軸となるのは、ブリッツが開発したポン付けターボキットだ。
「ブーストアップ+α」を目標に開発されたこのターボキットは、純正タービンの開発元であるIHIとタッグを組んで作り上げたハイフロータイプだ。純正のエキゾーストハウジングを使用するため、触媒もそのまま装着できるのが大きなポイントとなる。
パワーアップ率もかなりのもので、タービンをチェンジしただけの完全ポン付け状態(純正ECU制御/ブースト1.0キロ)で12.5ps&8.3Nmのエクストラパワーを獲得。出力グラフも実にスムーズな曲線を描き、全域で純正を上回っていることが分かる。
もちろん、ECUチューンと組み合わせて綿密なブースト制御を行えばさらなるパワーアップを狙えるが、その段階的なステップアップのファーストアプローチもブリッツでは用意している。それが、カプラーオンでブーストアップを実現するパワコンおよびパワコンの進化系にあたるパワスロの導入だ。
これによりブーストは1.2キロまで高まり、純正比でプラス18.9ps&33.5Nmとさらなる出力向上が可能になるのだ。パワー特性は2500rpmから一気にブーストが跳ね上がり、そのまま高トルクを維持したまま6000rpmまで突き抜けていく文字通りの全域型となる。
価格はタービンキットが24万8000円、パワスロが6万円、パワコンが3万8000円。前期型のカローラスポーツ&ツーリングを真のホットハッチへと覚醒させたいオーナーは、導入を考えてみてはいかがだろうか。
●問い合わせ:ブリッツ TEL:0422-60-2277
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ブリッツ
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