「スタンダードな5本か、スタイリッシュな10本か」ワークエモーションのZR10とT5Rを徹底比較!

ワーク渾身の2ピースモデルを再考する

選択肢の多さもエモーションの魅力だ!

機能美を研ぎ澄ましたデザインが特徴のワークエモーション。走りを第一とするスポーツユーザーには1ピースを、拘りの足元を求めるカスタムユーザーにはマルチピースをそれぞれ用意し、多様化するアフターホイールのニーズに応えている人気ブランドだ。

さて、今回はミリ単位のオーダーインセットが可能な2ピースモデルから、5本スポークのT5Rと10本スポークのZR10をピックアップ。“カスタムショップ・ブラッシュ”のカローラスポーツで、2本のマッチングチェックを行なってみた。

まずZR10 2Pは、グリミットブラックディスクとバフアルマイトのリムをコンビネーションさせて、アダルトさとスタイリッシュさを強調。フラップ&ディフューザーで躍動感を高めたレーシースタイルに上質な足元が映える。

緩やかなラインでスポークエンドを持ち上げて、センターへと落とし込んでいくスリムスポークは、センター付近に引かれたプレスラインで陰影をさりげなく変化させている。

センターパートは鋭角に落とし込んで視覚的深みを強調。また、ギリギリまで追い込んだスポークの股部によってスリムスポークの足長感を高めていく。

一方、軽さと剛性を突き詰めたリブ付き5本スポークのT5R 2Pはその逞しさが足元に備わり、直球勝負のスポーティさを打ち出すのに打って付けだ。

一般的な5本スポークデザインは太めのスポークでどこか野暮ったい印象になりやすいが、T5Rはスリム仕立ての天面が特徴で非常にシャープな仕上がり。車種やエアロデザインを選ばない懐の深さが魅力で、「ホイールチョイスに迷ったらコイツを選んで間違いなし」と言える王道の1本だ。

取材車両は、ホワイトディスクとバフアルマイトのリムを組み合わせて、清潔感のあるスポーティさを演出。TRDのエアロパーツに引かれた赤ラインとシンクロさせた、レーシングナット&センターキャップのアクセント効果も秀逸だ。

スポークサイドのリブはコンケイブとは異なるラインを描き、視覚的深みを高めている。思うような深みが稼ぎにくいFF車でも満足度は高い。

もちろん、両アイテムともマルチピースなので、深さの打ち出しやカラーアレンジといったオリジナリティの追求は自由自在。スタンダードスポーティな5本スポークか、スタイリッシュスポーティな10本スポークか。

デザインチョイスは非常に悩ましいところだが、ラインアップ多彩なワークエモーションの中でも抜群の人気を誇る、注目の2アイテムで愛車の躍動感を引き立てていこう。

●問い合わせ:ワーク TEL:06-6746-2859

T5R 2P SPECIFICATIONS
18inch:7.0J~12.5J ¥66,000〜¥81,400
19inch:7.5J~12.5J ¥75,900〜¥90,200
19inch(SR):8.0J~12.5J ¥77,000〜¥90,200
20inch(SR):8.0J~12.5J ¥88,000〜¥101,200
ZR10 2P SPECIFICATIONS
18inch:7.0J~12.5J ¥68,200〜¥83,600
19inch:7.5J~12.5J ¥78,100〜¥92,400
19inch(SR):8.0J~12.5J ¥79,200〜¥92,400
20inch(SR):8.0J~12.5J ¥90,200〜¥103,400

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【関連リンク】
ワーク
http://www.work-wheels.co.jp

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